長瀬智也、サザンの主題歌に感激 「僕ら世代の背中を押してくれる」

2018年6月12日 / 20:46

主演の長瀬智也

 映画『空飛ぶタイヤ』の公開直前イベントが12日、東京都内で行われ、出演者の長瀬智也、お笑いコンビ・TKOの木本武宏、木下隆行が登壇した。

 本作は、池井戸潤氏の同名小説を映画したもの。イベント開催前に、サザンオールスターズによる主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」の歌詞「しんどいね、生存競争(いきていくの)は」をテーマにした川柳を募集。1000通を超える応募の中から約100人が招待され、長瀬が「長瀬智也賞」、TKOが「TKO賞」を選んだ。

 長瀬智也賞は「“今日中に” 出来上がったは 夜10時」に決まり、長瀬は作者のペンネーム・まるこめさんに映画で使用した衣装をプレゼントした。

 長瀬は「実は僕もスケート雑誌のコラムの締め切りに追われていまして。昨日までだったんですけれど、今日中と言ってあるのでリアル。夜10時までには書きます」と明かし、苦笑した。

 TKO賞は「あっ、白髪!抜きたい、つかめぬ 遠近感」を選んだが、作者のペンネーム・みいちゃんさんは長瀬のファン。木下と長瀬とは握手したが、木本は拒否され「こんな恥ずかしいことないわ」と不満たらたらだった。

 今月25日に40周年を迎えるサザンの主題歌について、長瀬は「桑田(佳祐)さんの世界観がにじみ出ている。僕ら世代の背中を押してくれる。ダイレクトな言葉がたくさん詰まっている、すごくいい楽曲です」と感激の面持ち。

 そして「(原作の)池井戸潤さんのファンの方もたくさんいると思う。ドラマ化もされていますが、映画にしかない良さがたくさんある。1年前に撮影を終えたので、ようやく見てもらえる、うれしい気持ちでいっぱいです」と語った。

 映画は6月15日から全国公開。

(左から)木本武宏、長瀬智也、木下隆行


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