ヒュー・ジャックマン「この映画を作るのに7年半かかった」 新作映画で伝説の興行師を演じる

2018年2月13日 / 19:46

ヒュー・ジャックマン(左)とキアラ・セトル

 映画『グレイテスト・ショーマン』の来日スペシャルイベントが13日、東京都内で行われ、出演者のヒュー・ジャックマン、キアラ・セトルが登場した。

 本作でヒューが演じたのは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナム。妻へのいちずな愛を糧に、夢を追い掛けたバーナムは、差別や偏見に遭っていたエンターテイナーたちに、スターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造する。

 『LOGAN/ローガン』のプロモーション以来、約9カ月ぶりの来日となったヒューは「コンバンハ!」と日本語であいさつ。「日本に来るのが本当に大好き。5年前にミュージカルを携えてやってきました。それが『レ・ミゼラブル』だったのですが、今回はまた全然違ったミュージカルです。この映画を作るのに7年半かかったので、皆さんに紹介できること、とても興奮しております」と笑顔でアピールした。

 一方、バーナム一座のパフォーマー、レティを演じたキアラは、劇中でも披露した主題歌「ディス・イズ・ミー」を歌い、会場を盛り上げた。同曲は「第75回ゴールデングローブ賞」で主題歌賞を受賞している。

 ヒューは「75カ国で大ヒット中です。彼女は最高のアクトレス、歌手であり人間的にも素晴らしい方です」と興奮気味に語ると、キアラと熱いハグを交わした。キアラも「皆さんとこの時を共に過ごせてうれしい。この映画をぜひ楽しんでください」と満面の笑みで呼び掛けた。

 また“ファン思い”で知られるヒューは、報道陣向けのフォトセッションを早々に切り上げると、階段を駆け下り、写真撮影やサインなどのファンサービスを開始。突然の出来事に関係者は戸惑い気味だったが、集まったファンはヒューの温かい対応に歓声を上げた。

 映画は2月16日から全国ロードショー。


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