黒島結菜「足軽は女の子ができない役」 「頑張って落ちたり、走ってよかった」

2017年9月19日 / 17:49

会見に出席した黒島結菜(左)と健太郎

 NHK土曜時代ドラマ「アシガール」試写会および会見が19日、東京都内で行われ、出演者の黒島結菜、健太郎ほかが出席した。

 ドラマは、森本梢子氏の同名コミックを原作に、脚力だけが取りえの女子高生・速川唯(黒島)が戦国時代にタイムスリップし、愛する若君・羽木九八郎忠清(健太郎)を守るため、足軽となって戦場を駆けるエンターテインメント時代劇。

 現在も撮影は続いており、“足軽”を演じている黒島は「走ったり、転んだり、蹴られたり、落ちたり、いろいろしているけど楽しい。頑張って落ちたり、走ってよかったと思えるぐらい面白い映像になっていたのでうれしかった。足軽って女の子が絶対に演じることができない役でもあるのでいい経験」と笑顔で語った。

 唯が一目ぼれする忠清役の健太郎は「若君はかっこいいし、完璧で、原作でもファンの方が多いキャラクター。ファンの方が見てなるべくズレがないようにと思っています」とプレッシャーがあることを語りつつ、「初めての時代劇で所作や歩き方など細かいところから全部教えてもらっています。自分も若君と一緒に成長していけるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 また昨年、日本テレビ系ドラマ「時をかける少女」に主演し、映画『サクラダリセット』では時間を巻き戻す能力を持った役柄を演じるなど“時かけ”に縁のある黒島は「実際に自分が(過去に)戻るなら…。これ何回聞かれてきたかな」と苦笑し、「戦国に来るともっと前に戻りたくなります。縄文時代とか弥生時代とか、いつ死んでもおかしくない、命を懸ける重みのある所に行ってみたい」と答えた。

 ドラマは23日午後6時5分から毎週土曜日に放送。


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