上戸彩、斎藤工のハンカチで涙を拭う 「本当に支えられました」

2017年6月10日 / 14:09

 映画『昼顔』の初日舞台あいさつが10日、東京都内で行われ、出演者の上戸彩、斎藤工、伊藤歩、平山浩行、西谷弘監督が出席した。

 本作は、平日の昼間に夫以外の男性と恋に落ちる主婦を指す造語“平日昼顔妻”をテーマに、2014年に放送されたテレビドラマの劇場版。ドラマ版では別々の人生を歩むことになった笹本紗和(上戸)と北野裕一郎(斎藤)の、その後を描いている。

 不倫がテーマだけに、劇中では、ホテルで紗和と裕一郎、そして裕一郎の妻・乃里子(伊藤)が対面する修羅場のシーンもあるが、実際の撮影現場は穏やかだったという。斎藤は「普段はこの3人は幼なじみのような感覚でした」と語った。

 上戸は「楽屋ではほがらかで、ギリギリまで朝のワイドショーを見ながら3人で語っていました」と明かし、斎藤は「ドラマ版を経て、もう一つの現実のような関係性があったので、(撮影に入ると)そこに戻れる自覚がそれぞれにあったのではないかと思います」と話した。

 西谷監督は「あそこはほとんどリハーサルもなしで、皆さん演技プランを持って演じてくれたのでぱっとできました」と説明した。

 上戸も「カメラマンさんや照明さんも同じ部屋に入って撮影したので、皆さんがぶつからないように立ち位置の説明があったぐらいで、せりふのやり取りやお芝居はぶっつけ本番でした。感情を大切にしてくださる現場だったので数回で集中できるように撮ってくださいました」と振り返った。

 上戸にとっては自身の代表作にもなった本作。撮影中にはスタッフへの気配りから演技まで全力で向き合っていたそうで、そのことを斎藤からねぎらわれると「(私も)本当に支えられました」と涙があふれる一幕も。

 上戸は斎藤から渡されたハンカチで涙を拭うと「テーマもテーマなので背負うものもたくさんありましたが、紗和を演じることによって、いろいろな恋愛のスタイルなどを疑似体験させていただきました。紗和の気持ちも乃里子さんの気持ちも、いろいろな立場の考え方もあると思い、不倫というテーマについて毎日考えさせられた感じでした。今日お別れすることも寂しいです」と胸の内を吐露した。

(左から)伊藤歩、斎藤工、上戸彩、平山浩行

(左から)伊藤歩、斎藤工、上戸彩、平山浩行


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