高橋英樹、松方弘樹さんの思い出を語る 「酒も、趣味も徹底的にやり尽くす方」

2017年6月6日 / 20:25

松方弘樹さんをしのんだ高橋英樹

 1月21日に脳リンパ腫のため死去した俳優の「松方弘樹さんを偲ぶ会」が6日、東京都内のホテルで行われ、親交の深かった俳優の梅宮辰夫をはじめ、825人が参列。会の終了後に、俳優の高橋英樹、歌手の北島三郎らが囲み取材に応じ、松方さんの思い出を語った。

 松方さんといえば、酒に強かったことでも有名だが、高橋は「スタッフ全員を連れていって、全員が酔いつぶれたというのが何回もありました」と述懐。次の日の撮影が心配になるほどだったというが、「松方さんはちゃんと来られるんです」と話した。

 松方さんの酒量については「飲めない私にとっては天文学的な数字。ボトル3本ぐらい…?」とし、「(横綱の)千代の富士さんと北勝海さんが潰れたという話は私も聞きました」とエピソードも披露した。

 “マグロ釣りの名手”だった松方さん。高橋は「趣味の世界でも、酒においても、何かを徹底的にやり尽くす方なんしょうね」と印象を語り、「俳優業でもすさまじいほどの表現力を使って、われわれにないすごい演技を見せてくれた。やっぱりのめり込み方がすごい人なんだと思う」と語った。

 また、時代劇での共演を振り返り「最後に2人の立ち回りのシーンがありましたが、松方さんは一度も刃は合わせませんでした。1ミリぐらいのところでちゃんと止める。すごい技術。それは“えっ!?”と思いましたよ。でも(テレビに)映ったらバチン、バチンとちゃんと当たっているように見える。(刀に)傷を付けないためなんです」と明かした。

 役者としても尊敬する松方さんの死を「もったいないですね」と惜しみつつ、献花の際には「いろんな思い出をありがとうございます」と声を掛けたことを明かした。

 一方、北島は「今日も写真を見ながら変わってないなと。懐かしさと、命のはかなさを感じた。あんなに若くて、早く天国に旅立っちゃって、寂しさというよりも悔しさ…」と率直な思いを吐露。

 「今日は松方さんに何て語り掛けましたか?」と問われると「またいつか、遠い空の上でお会いすると思いますが、もう少し頑張って歌っていくから見ててちょうだいよってお願いしました」と寂しそうに語った。


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