トレエン斎藤、ピース綾部のライバルに? 「硝子の少年」歌唱でハリウッドに猛アピール

2017年3月8日 / 22:11

ノリノリで「硝子の少年」を歌唱した斎藤司

 映画『SING/シング』のジャパンプレミアが8日、東京都内で行われ、日本語吹替版の声優を務めた内村光良、大地真央、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、木村昴、重本ことり、佐倉綾音、河口恭吾が登壇した。

 レッドカーペットイベントには、ユニバーサル・ピクチャーズ フィルム・ミュージック&パブリッシング部門社長のマイク・ノブロック氏も登場。今回の映画を機に「ハリウッドを目指す」と宣言していた斎藤は、絶好のチャンスとばかりに「ぜひマイクに僕の歌声を聞いてもらいたい。ギブミーアチャンス!」とアピールを開始。

 斎藤が「ミュージックスタート!」と掛け声をかけると、KinKi Kidsの「硝子の少年」のイントロが流れ出した。緊張のためか歌い出しでつまずいてしまった斎藤は「すみません!アゲイン、プリーズ! リハを散々やったのに。ソーリー」と苦笑し、「ミュージックスタート!」と再挑戦。今度はノリノリで歌い上げ決めポーズまで披露した。

 子どもたちの歓声に手を振って応じた斎藤は、通訳に「子どもに非常に人気があると(マイク氏に)訳してください」と指示もバッチリ。マイク氏から「可能性を感じます。ハリウッドにお越しの際は連絡ください」とラブコールを送られると、「イエス! トゥモロー(明日)!」とご機嫌だった。

 一方、選曲理由を問われた斎藤は「KinKiはやっぱり世界を超えると思ったので…」とニヤリ。内村から「お前、薄毛の中年じゃないか。アメリカに行くのは綾部(祐二)一人でいいだろ!」と突っ込まれていた。

レッドカーペットに登場した日本語吹き替え版の声優たち

レッドカーペットに登場した日本語吹き替え版の声優たち

 この映画は、大ヒット映画『ミニオンズ』、『ペット』などで知られるイルミネーション・エンターテインメントの最新作。レディー・ガガの「バッド・ロマンス」やザ・ビートルズの「ゴールデン・スランバー」など誰もが聴いたことがある60曲以上ものヒットソングや名曲と共に、愛とユーモアに溢れた動物たちの世界を描き出す。

 この日の舞台あいさつは、5000席以上ある東京国際フォーラムで実施された。コアラのバスター・ムーンの声を務めた内村は、客席を見渡し「でかいね、ここは…。大昔、 “ポケットビスケッツ”というグループでこの舞台に立ちました。あれから15年。まさか声優として戻ってくるとは思っていませんでした」と感慨深げにあいさつした。

 一方、ブタのグンターの声を演じた斎藤は「私は38歳ですが、16年ぐらい前に就職活動の説明会でここに来ました。ルイ・ヴィトンでしたね」と振り返ると「まさか16年後、自分がハリウッドスターになっているとは」と冗談。「老若にゃんにゃん、猫まで楽しめる映画になっています」と最後まで笑いを誘っていた。

 映画は3月17日から全国ロードショー。

(左から)内村光良、大地真央、斎藤司

(左から)内村光良、大地真央、斎藤司


関連ニュースRELATED NEWS

芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top