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乃木坂46生田絵梨花、帝国劇場で初歌唱 「幸せをかみ締めてやれたら」

コゼットを演じる乃木坂46の生田絵梨花

 日本初演30周年記念公演ミュージカル「レ・ミゼラブル」の制作発表が28日、東京都内で行われ、出演者の福井晶一、ヤン・ジュンモ、吉原光夫、森公美子、橋本じゅん、生田絵梨花(乃木坂46)、島田歌穂ほかが出席した。

 1987年の日本初演以来、多く愛されてきた本作が、5月に日本初演30周年記念公演と銘打って帝国劇場で開幕する。

 この日は1万件以上の応募の中から当選した800人のオーディエンスの前で、橋本や生田ら新キャストが初めて「宿屋の主人の歌」「夢やぶれて」「レッド&ブラック」「プリュメ街」「心は愛にあふれて」「オン・マイ・オウン」「ワン・デイ・モア」の歌唱を披露した。

 新キャストとしてコゼットを演じる生田は「今日初めてキャストの皆さんと顔合わせをして身が引き締まる思い。今日初めて帝国劇場に立たせていただいたので、その幸せをかみ締めてやれたら」と語った。

 ソロ歌唱パートもお披露目すると「すごく緊張していたんですけど、歌っている時に、いよいよ始まるんだといい意味で無心で歌うことができて、この感覚を知ることができました。先輩方にたくさん聞いて、学んで、付いていきたい」と前向きに語った。

 生田の歌唱について森は「生田さんがすごくきれいな声をしているのでびっくりしました。堂々とされていて、さすが歌って踊ってあれだけやっているので。いいピッチで音程もよく、お声が真っすぐで、きっと性格がいいんだろうな。本当に素晴らしいと思いました」とべた褒めした。

 日本初演キャストでエポニーヌ役を演じた島田も「ミュージカルをやるために生まれてきてくれたというか、天性のような。なんてすてきな人が出てこられたんだろう」と評価した。

 また、生田が初の帝劇でのステージの感想を「すごく足が震えるのを抑えながらではあったのですが、客席にいた時はステージが遠く感じたけど、今はここから見るとすごく近いように感じます。初めて知った感覚です」と語ると、すかさず森に「ここオケピ(オーケストラピット)だから」と笑われ、「あ、そっか。違うみたいです。すみません」と照れ笑いを浮かべた。

 舞台は都内、帝国劇場で5月25日~7月17日に上演。

新キャストがオーディエンスの前で初めて歌唱を披露

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