映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のジャパンプレミアが21日、東京都内で行われ、来日した出演者のエディ・レッドメイン 、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、宣伝大使のDAIGOほかが登壇した。
本作は、『ハリー・ポッター』の新シリーズ。後にホグワーツ魔法学校の指定教科書となる「幻の動物とその生息地」の著者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ)を主人公に、彼がニューヨークで魔法のトランクから不思議な動物たちを逃したことから起こる騒動を描く。
この日は野外イベントで、あいにくの雨模様にもかかわらず、会場はファンでびっしり。レッドカーペット後、DAIGOの魔法によりステージに置かれた魔法のトランクから登場したエディは、日本のファンを前に「コンニチハ!」とあいさつした。
続けて「日本に来られてワクワクしています。日本には(原作者の)J・K・ローリングさんや『ハリー・ポッター』のファンがたくさんいると聞いていましたが、雨の中でも待っていてくれたことで証明されたと思います。私たちも全員『ハリー・ポッター』の大ファンですけど、この映画を見たら皆さんも、ぜひ『ファンタスティック・ビースト』のファンになってください」と語り掛けた。
続いてキャサリン、アリソン、ダンも登場。魔法使いのティナを演じたキャサリンは「トーキョー、ダイスキ!」と日本語で語り掛けた後に、「起用が決まった時はとてもワクワクして、その時のショックが今も続いている感じです」とコメント。
ティナの妹のクイニーを演じたアリソンも「トーキョー、マホウ?」とちゃめっけたっぷりに日本語であいさつすると「東京に来られて光栄です。日本に来るのは子どものころからの夢でした」と笑顔を振りまいた。
また、シリーズ初のノー・マジ(普通の人間)で仲間になるジェイコブを演じたダンも「コンニチハ!」とあいさつし、「東京ってとてもすごいですね。出演できたことは宝くじに当たったようなつもりでいて、実は出演できるかどうか願掛けをしていて、その夢がかないました」と喜びを語った。
最後は、DAIGOがエディに「日本のファンに掛けたい魔法は?」と質問。エディが魔法のスーツケースを引き合いに出しながら「あの中は実はすごく広いんです。日本の皆さんの温かい歓迎を受けて、皆さん全員をあのケースに入れて連れて帰りたいです」と答えると、会場は歓声に包まれた。
映画は11月23日から全国ロードショー。