松山ケンイチ「一生に一本の映画になった」 「そのままだと村山聖役か相撲取り役しか仕事がなくなる」

2016年11月19日 / 14:37

(左から)森義隆監督、リリー・フランキー、羽生善治三冠、松山ケンイチ、東出昌大、柄本時生

 映画『聖(さとし)の青春』の初日舞台あいさつが19日、東京都内で行われ、出演者の松山ケンイチ、東出昌大、リリー・フランキー、柄本時生ほかが登場した。

 本作は、羽生善治三冠を追い詰めた伝説の棋士・村山聖の29年の生涯を実話を基に描く。

 村山を演じた松山は「村山聖の命の輝きみたいなものが、皆さんの中でたくさんの変化を起こしてくれるものになってくれたら幸いです」と話した。

 作品との出会いについては「撮影前は、5年に一本の作品になると思っていたんです。でも撮影を終えて、きっと一生に一本だろうなと思ったんです。村山さんと出会えて、村山さんを愛することができて、僕は幸せだなと思います」と明かした。

 松山と久しぶりに再会したというリリーは、撮影時は役作りで太っていた松山について「本当に痩せたよね。コロコロしてる時の松山くんの方が好きだな」と語った。

 松山は「嫁(小雪)にもそういうふうに言われます。でもそのままだと村山聖役か相撲取りかの二択しか仕事がなくなるんですよね。それで、子どもが成人するまで(仕事のオファーが)持てればいいですけどね」と本音を吐露して、会場の笑いを誘った。

 また、羽生三冠がゲストとして登場した。羽生三冠は「作品を通じて村山さんの姿を見ることができてうれしかったです。自分が出てくるのは気恥ずかしいですし、普通はこういう作品は死んでから出るケースが多いので、生きて見られたのは幸運なのかなと思いました」と語った。

 松山と東出に対し、日本将棋連盟から羽生三冠の署名入りの初段の免状を授与されると、羽生三冠役を演じた東出は「完全に舞台あいさつとか忘れて舞い上がっています。ありがとうございます」と喜びを語った。


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