監督も白旗を掲げるほどストイックな広瀬すず 山崎賢人を「スーパースペシャル無敵系人類」に任命

2016年8月3日 / 21:51

バイオリンの猛特訓を積んだ広瀬すず

 映画『四月は君の嘘』完成披露試写会が3日、東京都内で行われ、出演者の広瀬すず、山崎賢人、石井杏奈、中川大志と新城毅彦監督が出席した。

 アニメ化もされた新川直司氏による同名漫画を実写映画化したこの作品は、4人の高校生による青春×音楽×ラブストーリーを描く。

 自由奔放な個性派バイオリニスト・宮園かをりを演じた広瀬は半年間におよぶバイオリンの猛特訓を積み、「ゼロからのスタートだったのでかなり大変でした。現場に入ってからもオールアップまで毎日やっていたので、それを皆さんに見てもらえる日がきたんだと思うとそわそわします」と期待を寄せた。

 山崎はヒューマンメトロノームと称された元天才ピアニスト・有馬公生を演じ、同じくピアノのレッスンに励む日々を「基本から入って練習させてもらった半年間。お母さんの死をきっかけにピアノが弾けなくなってしまう役だったので、感情やいろいろなものをピアノとともに表現するのが大変でした」と振り返った。

 バイオリンに向かう広瀬の熱量について新城監督は「すずちゃんは完璧主義で、いくらやっても納得しない。周りがOKと言ってももう1回と言うし、時間がないときには大変ですよ。でもその分、臨場感やリアリティーがあった」とストイックさに白旗を掲げ、「賢人はどっちかというと楽しんでやる方。楽しくてうれしくなっちゃうタイプだね」と明かした。

 また、劇中でかをりが公生にピアノを弾かせることになる印象的なシーンを再現し、広瀬が「じゃあキミ、山崎賢人くんをスーパースペシャル無敵系人類に任命します!」と任命した。「面白いし爽やかだし優しいし、母性本能をくすぐるし、こんなに兼ね備えている人はいないと思って。無敵きらきら感満載の爽やか王子でしょう?」と客席に問いかけて歓声を浴びたが、当の山崎は「無敵じゃない。敵だらけ」と照れ笑いを浮かべていた。

 映画は9月10日から全国東宝系にてロードショー。

(左から)新城毅彦監督、中川大志、広瀬すず、山崎賢人、石井杏奈

(左から)新城毅彦監督、中川大志、広瀬すず、山崎賢人、石井杏奈

 


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