桐谷健太、初の“両思い役”に大喜び 松岡茉優に「ものすごく新鮮です」

2016年4月19日 / 16:27

桐谷健太(左)と松岡茉優

 6月にスタートするNHKのドラマ10「水族館ガール」のロケ取材会が19日、東京都内のしながわ水族館で行われ、出演者の松岡茉優と桐谷健太がイルカショーのトレーニングを披露した。

 ドラマは、はまかぜ水族館を舞台に、ヒロイン嶋由香(松岡)が生き物と悪戦苦闘しながら成長していく姿を軸に、人と人との心のつながり、命の重さや尊さ、家族の大切さ、恋の行方などを描く。

 この日、2人は劇中で飼育を担当するイルカのショーの一部として「ボウジャンプ(3連続ジャンプ)」、「イルカと握手」、「スピンジャンプ」、「サマーソルト(前方宙返りジャンプ)」を披露した。

 クランクインの2カ月ほど前から都内の水族館に通って練習を積んできたという松岡は「生き物たちはうそをついてくれないので、今日も生き物合わせで撮影が押したりうまくいかなかったりします」と日々の撮影を振り返り、「だからこそ本物のリアクションやいいシーンが撮れると、今まで感じたことのない感情が湧いてきて、一俳優として成長させてくれるドラマだと思います」と手応えを語った。

 由香の先輩・梶良平を演じる桐谷は「最初はずっと怒っていて由香を認めない。だんだん様子が変わってきて、もしかしたら恋愛に発展するという感じ」と説明し、「もしかしたら人生初の両思いかもしれません」と声を弾ませた。松岡から「一度もないんですか!?」と驚きながらも爆笑されると「笑い過ぎ。ないんです、ずっと今まで片思いの役しかやったことがない。ありがとうございます、初めてです。ものすごく新鮮です」と笑わせた。

 とても賢いと言われるイルカと接した松岡は「イルカとは意思の疎通ができるんじゃないかと思います。だるそうにしている時や面倒くさそうにしている時は、今は駄目だなと思うし、大技を成功させてくれた時は、ありがとうと言いながら餌をあげます」と触れ合いの様子を明かした。

 また、水族館での新発見について松岡は「給餌のシーンや餌を作るシーンがよく出てくるのですが、優雅に泳いでいるすてきなお魚たちもものすごく食べるんです。よく食べるからこんなに元気なんだなと思って、私たち飼育員の給餌の苦労にもちょっとだけ思いをはせてくれたらうれしいです」とアピールした。

 ドラマはNHK総合テレビで6月17日午後10時から毎週金曜日に放送。

イルカショーを披露する松岡茉優(左)と桐谷健太

イルカショーを披露する松岡茉優(左)と桐谷健太


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