中村勘九郎、松坂桃李に抱えられて空を飛ぶ 「すごく心地よかった」

2016年3月17日 / 22:42

『真田十勇士』クランクアップ報告記者会見に出席した中村勘九郎

 中村勘九郎、松坂桃李、大島優子、堤幸彦監督が、17日に東京都内で行われた映画『真田十勇士』クランクアップ報告記者会見に出席した。

 この映画は、2014年の舞台「真田十勇士」を演出した堤監督自身が映画化したエンターテインメント作品。映画の公開と同時期に、舞台も再演されることが決まっている。

 主人公の猿飛佐助役を務める勘九郎は、「撮影は過酷なものでした。時代劇、そして戦国ものであるということで、ある程度は覚悟していたんですけれども、予想以上の大変さでした」と振り返る。この作品で数々のアクションシーンをこなした勘九郎、「ワイヤーアクションはなかったんですが、雲隠才蔵(役)の松坂桃李に抱えられて飛ぶシーンがありまして、すごく心地よかった」と、印象的なシーンを挙げた。

 一方の松坂は、「一番びっくりしたのは、監督に『馬と一緒に並走して走ってください』と言われたとき。何を言っているんだろうかと…(悩んだ)。『同じスピードはムリです』って言ったけど、『大丈夫です。あと忍者なんで、絶対、腕は振らないで下さい』って(監督に言われた)。不可能を可能にする監督なんだと思いました」と撮影を振り返った。

 また、大島も「木を走るアクション」に挑戦したという。堤監督からは「完璧でしたよ。木を走る女優はあなたしかいない」と太鼓判を押される出来だったようで、大島は「そんな経験はなかなかなかったので、いい経験でした。幅が広がったなと思います」と笑顔をのぞかせた。

 日本映画史上類を見ないスケールというセットの中で、怒濤(どとう)のアクションシーンが見どころとなるこの作品。堤監督は、「(この作品は)舞台からやっていますので、役者の皆さんの熱量がハンパないです。いろんな要素がぎっしりつまっておりますので、映画の中の盆、暮れ、正月がいっぺんに来たような、そんな作品に仕上げてみたいと思います」と作品にかける思いを語った。

 この日の会見には、加藤雅也、大竹しのぶ、永山絢斗、加藤和樹、髙橋光臣、石垣佑磨、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、青木健も登壇した。

 映画『真田十勇士』は9月22日より全国ロードショー。

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(後列左から)青木健、村井良大、石垣佑磨、加藤和樹、高橋光臣、駿河太郎、荒井敦史(前列左から)堤幸彦監督、大竹しのぶ、大島優子、中村勘九郎、松坂桃李、加藤雅也、永山絢斗

 


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