山本舞香「今、多分、世界で一番幸せ」 監督からの手紙に涙

2016年3月5日 / 18:39

初主演映画の公開初日に笑顔を見せた山本舞香

 映画『桜ノ雨』の初日舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の山本舞香、浅香航大、広田亮平、久松郁実、ウエダアツシ監督が登壇した。

 本作は、ボーカロイドで火が付き、ミリオンヒットとなった卒業ソングの定番曲「桜ノ雨」を実写映画化したもの。静岡の海辺の街を舞台に、合唱部員の高校生たちの青春を描く。

 本作で映画初主演を果たした山本は「この日をずっと待っていたので、無事に迎えられてすごくうれしい。ホッとしました」と頬を緩めた。初主演とあり「プレッシャーがすごくあった」としつつ「リハーサルでほかのキャストの皆さんとすごく仲良くなれたので、とてもお芝居のしやすい現場だった」と撮影を振り返った。

 初日を迎えたこの日、会場では山本の“初主演・卒業式”を実施することに。「そんなことは聞いていない!」と慌てる山本を前に、ウエダ監督は、手紙を取り出すと「今日は、主演女優としてのあなたの門出の日です。僕が言うのも何ですが、この映画は、山本舞香の映画です。僕はそう思って作りました。そして、ほかのスタッフ、キャストもあなたのためにできる努力を惜しまなかったはず。それはあなたに女優としてだけでなく人としての魅力があるからです」と読み上げた。

 続けて「そんなあなたのことなので、この先の女優人生について、僕は何も心配していません。その負けん気の強さ、謙虚さ、すてきな感性を生かしてあなたらしい女優の道を歩んでください」と激励のメッセージを送った。

 静かに聞き入っていた山本は「監督に褒められるなんて思っていなかったので、序盤からウルウルしてしまいました」と感極まった様子。「今、多分、世界で一番幸せだと思います。それしか言葉が出ません…」と目を潤ませつつ「この映画は本当に皆さんに支えられて出来上がった映画。ファンの方がいなければ公開もできなかった。胸がいっぱい。今この瞬間がうれしいです」と感謝の思いを伝えた。

(左から)久松郁実、浅香航大、山本舞香、広田亮平、ウエダアツシ監督

(左から)久松郁実、浅香航大、山本舞香、広田亮平、ウエダアツシ監督

 


芸能ニュースNEWS

「コーチ」「益山班にパワーアップして帰っきてほしい」「いやー、唐沢寿明やっぱすげえわ」

ドラマ2025年12月13日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第9話(最終話)が、12日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まるで『鎌倉殿の13人』と同じような黒い話になってきた」「最終回は、蓬莱くん(神木隆之介)が何か仕掛けるのか」

ドラマ2025年12月11日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第10話が、10日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超 … 続きを読む

「スクープのたまご」最終章 “謎のサングラス男”の正体が判明 「黒幕感がすごい」「面白い展開になってきた」

ドラマ2025年12月10日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」優奈の夫“明彦”内藤秀一郎の裏切りが判明 「沙織がヤバ過ぎる」「田中笑太郎くんが出てきてびっくり」

ドラマ2025年12月10日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」最終話 “勝男”竹内涼真と“鮎美”夏帆の結末に反響 「勝男ロス過ぎる」「スペシャルドラマに期待」

ドラマ2025年12月10日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の最終話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top