X


石井杏奈「今の福島や神戸と向き合うことができた」 被災地で撮影した映画に主演

「多くの方に同じ思いになってほしい」と語った石井杏奈

 映画『LIVE!LOVE!SING! 生きて愛して歌うこと 劇場版』の初日舞台あいさつが23日、東京都内で行われ、出演者の石井杏奈(E-girls)、渡辺大知(黒猫チェルシー)、柾木玲弥、前田航基、井上剛監督が登壇した。

 本作は、東日本大震災によって各地でバラバラに暮らすことを余儀なくされた元同級生たちが、立ち入り禁止区域内の母校にタイムカプセルを掘り起こしに行く姿を通して、福島の“今”を描く。昨年NHKで全国放送された特集ドラマに26分の未公開場面を追加した再編集版。

 神戸に住む女子高生、朝海を演じた石井は「今回、劇場公開できるということでたくさんの人に見てもらえるのがうれしいです」とあいさつ。

 また「私自身、学生でこういう現実を知らなかったけど、この作品で今の福島や神戸とちゃんと向き合うことができた」と明かし、「多くの方に同じ思いになってほしい。劇中には、心に染みる言葉がたくさん出てくるのでぜひそこにも注目して」と見どころを語った。

 教師役を演じた渡辺も「撮影中からこれは絶対劇場公開したいという思いで作ってきた」と語り、「キャスト、スタッフ全員でもがきながら、得体の知れないものに向かっていくような感じだった」と撮影を振り返り、「そんなパワーのこもった作品です」とアピールした。

 一方、柾木は「福島、神戸の “本当の場所”に行って景色を撮り、その中に僕らも立たせてもらった。そういう映画です。台本というより、素直に景色を見て、素直に言葉が出てしまう感じ。その場その場のリアルな言葉、ポッと出てくる言葉が見どころです」と語った。

 前田も「現地の方は生きる力を持って、前を向いていて…すごく明るく接してくださった。でも、その笑顔に隠れて流された涙や、皆さんが抱えていることなどを、映画が進むにつれて観客の皆さんにも理解していただけるのではと思います」と言葉に力を込めた。

(前列左から)石井杏奈、井上剛監督、(後列左から)前田航基、柾木玲弥、渡辺大知

芸能ニュースNEWS

「9ボーダー」“コウタロウ”松下洸平の優しいキスに視聴者もん絶 「こんな人が居たらほれてしまうよ」「かわいくて好き過ぎる」

ドラマ2024年5月4日

 川口春奈が主演するドラマ「9ボーダー」(TBS系)の第3話が、3日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、19歳、29歳、39歳…各年代のラストイヤー“9ボーダー”の3姉妹がモヤり、焦りながら自分の生きる道を模索するヒューマンラ … 続きを読む

「季節のない街」「夫婦のことは他人には分からない」「クドカンさんが作るものの下敷きは落語なんだなあ」

ドラマ2024年5月4日

 企画・監督・脚本、宮藤官九郎氏によるドラマ「季節のない街」(テレビ東京系)の第五話「僕のワイフ」が、3日深夜に放送された。  本作は、黒澤明監督が『どですかでん』(70)として映画化したことでも知られる山本周五郎の同名小説をベースに、舞台 … 続きを読む

「Re:リベンジ」“海斗”赤楚衛二と“大友郁弥”錦戸亮の攻防劇が面白い 「“会長”笹野高史の不敵な笑みが怖い」「不気味で気になる」

ドラマ2024年5月3日

 赤楚衛二が主演するドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系)の第4話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  天堂海斗(赤楚)を5カ月間眠らせ、天堂記念病院の前理事長・天堂智信(光石研)を殺害した首謀者は、海斗の伯母 … 続きを読む

「ブルーモーメント」 “ハルカン”山下智久と“優吾”水上恒司のバディに胸熱 「信頼関係が築かれて行く描写が魅力的」

ドラマ2024年5月2日

 山下智久が主演するドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系)の第2話が、1日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、同名コミックが原作。 内閣府直属チームSDM(特別災害対策本部)気象班統括責任者・晴原柑九朗(通称ハルカン、山下 … 続きを読む

清原果耶が撮影秘話 『青春18×2 君へと続く道』5月3日(金)から全国公開

ドラマ2024年5月2日

 本作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2 日本慢車流浪記』を原作とし、藤井道人が脚本・監督を務め、台湾の人気スター、シュー・グァンハンが演じるジミーと、日本の若手実力派の清原果耶が演じるアミが、「日本×台湾」「1 … 続きを読む