元ちとせ、奄美大島での子育てを語る 「娘は西野カナさんやAKBが好き」

2016年1月22日 / 17:24

「島唄」も披露した元ちとせ

 「奄美大島DMO事業構想発表会」が22日、東京都内で行われ、同地出身の元ちとせが登壇した。

 奄美大島観光物産協会では、島の魅力を伝えるべく動画作品「あまみっけ。」を制作。島の代表的織物「本場奄美大島紬」に身を包んだテディベアが奄美大島を縦断するロードムービーで、そのナレーターを務める元が会場でナレーションの実演を行った。

 終演後「あくまで日本語ですので…」と苦笑いした元は「都会の方にも見ていただく作品。どう伝わるのか不安もあるけど、それも含めて奄美大島。魅力が伝われば」とアピール。また「標準語の台本を方言に書き換える作業は、私が年配のおじいちゃんやおばあちゃんに教えてもらいながらやった。すごく大変だったけど勉強になったし楽しかった」と振り返った。

 現在は奄美大島で「のんびり子育て中」という元。「地域のみんなが育ててくれるのですごく助かっています」と感謝すると、11歳の娘と6歳の息子についても「ちゃんと『ありがとう』と『ごめんなさい』は言えるように教えていますが、後は本人が島の人とたくさん触れ合う中で成長していってくれたら」と語った。

 「子どもの将来は歌手?」という質問には「無いですね。私は死ぬまで歌いたいので、どこかで“ライバル”になってほしくない」と冗談めかしてコメント。それでも「上の子は西野カナちゃんやAKB48が大好き」と明かしたことから、アイドルを薦められると「そこは『無理』と先に伝えてあります」と笑わせつつ「自分で夢を見つけて努力するなら応援はしたいと思っています」と母親の顔を見せた。

 3人目の予定については「もう無いですね」と言い切り、その理由を「“歌を歌いたい”という気持ちを制限しながら会社にも支えてきてもらってきたし、(最近は)久しぶりに歌と向き合えているので」と説明。今後は「また思い切って歌に取り組んでいきたい」と語った。

 動画「あまみっけ。」は3月8日に公式ウェブサイトで公開。


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