桂文枝“高校野球落語”を構想中 「試合に夢中」で内容は未定

2015年8月21日 / 18:31

 独演会を前に取材に応じた桂文枝

 落語家の桂文枝が21日、東京都内で行われた「祝!旭日小綬章受章 寄席チャンネル×スカパー! 六代 桂文枝 特別独演会」の収録前取材会に出席した。

 この日、招待された約400人を前に創作落語を披露する文枝は、後日放送される際の視聴者に向けて「たくさんの人に見てほしい。一生懸命やりますので、茶の間でゆったりとした気分で見ていただけたら」とアピールした。

 題目は「宿題」と「友よ」。「宿題」について「自分で言うのもおかしいけど、三枝時代の代表作の一つ」と話した文枝は「子どもの宿題にお父さんが悩まされるという日常的に見られる風景。皆さんに(こんな場面)あるある!と思っていただけるような笑いのある作品」と紹介した。

 一方、文枝襲名後に作った「友よ」に登場する二人はどちらも75歳。「私はまだ75ではないけど、落語は練り上げるのに時間がかかるので、75の時には自分の手の内に入ってできるようにと早目に作った。落語には珍しい二人芝居。歌も入るし面白く見ていただけると思う」と自信たっぷりに語った。

 また先日、甲子園球場で高校野球を観戦したという文枝は、印象的だった選手を問われると「そりゃ清宮(幸太郎)くん、あとは小笠原(慎之介)投手も」と笑顔で回答。さらに「高校野球をテーマにした落語を10月には発表する予定です」と報告した。

 「高校野球も100周年。受け継がれる精神、魂があるのでそれを(落語で)やれたら」と語ったが「試合を見ながら(落語を)考えようと思っていたのに、試合に夢中になってとても考える余裕が無かった」と明かし、笑いを誘った。

 番組は9月21日、BSスカパー!で先行放送。10月21日に寄席チャンネルで完全版を放送。


芸能ニュースNEWS

横浜流星、染谷将太、橋本愛、中村蒼、風間俊介、高橋克実「べらぼう」キャストが最終回にトークショー「蔦重もきっと喜んでいる」

ドラマ2025年12月15日

 12月14日、東京都内でNHKの大河ドラマ『「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」最終回!ありがた山スペシャル~パブリックビューイング&トークショー~』が行われ、出演者の横浜流星、染谷将太、橋本愛、中村蒼、風間俊介、高橋克実が、1年間番組を応援し … 続きを読む

「ぼくたちん家」最終話は「涙がぽろぽろ流れる最高傑作」  「ぼくたちはみんな『あたり』の人生」「区役所の人も誠実で泣けた」

ドラマ2025年12月15日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の最終話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  ギター作りの職人になりたいというほたる(白鳥玉季)に付き添って、長野県のギター工房を見学する玄一(及川)と索(手越祐 … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「継承の美学を学んだ3カ月だった」「有馬記念の直線で号泣。椎名社長(沢村一樹)が『ホープ!』と叫んでいるのも胸アツだった」

ドラマ2025年12月15日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第10話(最終話)が、14日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こし … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生の逃避行の愛が「あまりに切ない」 「澪と眞希、どちらの気持ちになっても号泣」

ドラマ2025年12月14日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第11話が、12日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生 … 続きを読む

「良いこと悪いこと」連続殺人事件の犯人が判明 「最後の口パクはどういう意味?」新たな犠牲者に「悲し過ぎる」

ドラマ2025年12月14日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第9話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  ドの子・瀬戸紫苑(大後寿々花)の実家へと向かった高木(間宮)と園子(新木)とゆき(剛力彩芽)は、ポ … 続きを読む

Willfriends

page top