市原隼人、気合のドラたたきで手を負傷 三池監督「生まれ変わったら市原隼人になりたい」

2015年6月15日 / 15:27

 ヒット祈願を行った(左から)成海璃子、市原隼人、高島礼子、三池崇史監督

 映画『極道大戦争』の公開直前ヒット祈願イベントが15日、東京都内の神田明神で行われ、出演者の市原隼人、成海璃子、高島礼子、劇中でゆるキャラのKAERUくんを動かした三元雅芸、三池崇史監督が出席した。

 本作は“ヤクザバンパイア”にかみつかれた人間が次々にヤクザ化してしまうという極道エンターテインメント。先ごろ行われた第68回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品され、三池監督は「われわれの作った映画がカンヌを超えて日本に戻ってきて、いよいよ公開。一人でも多くの方に見ていただければ」とアピールした。

 浴衣姿で登場した出席者は鏡開きを行った。その後、市原と成海のドラの合図でKAERUくんがアクション演舞を披露し、そろって盃を交わした。ドラをたたき損ねた成海は「小さい音で申し訳ないです。市原さんのおかげで(やり直しができて)良かった」と語った。

 一方、豪快にドラを鳴らした市原は「気持ちが入り過ぎて、ドラをたたく時に手までいっちゃってはれています。それぐらい気持ちがこもっています」と苦笑を浮かべ、「カンヌでも大絶賛してもらって素直にうれしい。早く公開されないかとうずうずしています」と期待を寄せた。

 また、三池監督は撮影中の市原を「真剣で誰よりも真面目。アクションシーンではかなりのけがをしているけど、それをちらりとも見せずにやり通しています」と振り返り、「生まれ変わったら市原隼人になりたい」と絶賛した。

 映画は6月20日からTOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー。


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