アニメソングの第一人者・水木一郎が11日、アニソンデビュー40周年を迎え記念ライブを東京都内で行った。
水木は、1971年「原始少年リュウ」の主題歌から始まり、「マジンガーZ」「超人バロム・1」「仮面ライダー」など、数々のアニソンを歌ってきた。
40年を振り返った水木は「本当に夢のあるいい仕事に出会えたと思っています。苦しいときも、自分の歌に励まされました。だから、浮気もしないで40年こられたのだと思います」としみじみと語った。
多忙なころは、LP(アルバム)を出すために、毎日レコーディングをしていた時期もあったそうだ。
たくさんある作品の中で、好きな3曲を挙げるとしたら…との質問に「どの曲も好きだけど『マジンガーZ』と出会えたことで、今の自分がいる。後は『宇宙海賊キャプテンハーロック』と『がんばれ!!ロボコン』かな」といたずらっぽい表情で答えた。
現在63歳の水木だが、元気な雄たけびの源を聞かれると「ヒーローが俺の体の中に入って来るんだよ。いつも楽しくポジティブに生きているのが良いのかな」と笑顔で答えた。
最後に「夢と希望がいっぱい詰まったアニソンをよろしく頼むゼェーット!!」とお決まりの絶叫を元気に発していた。