満島ひかり「放送文化基金賞」演技賞を受賞　「ご褒美として受け止めたい」

　「第４０回　放送文化基金賞」贈呈式に出席した満島ひかり

　過去１年間の中から優れたテレビ・ラジオ番組や個人・グループに贈られる「第４０回　放送文化基金賞」贈呈式が２５日、東京都内で行われ、演技賞を受賞した女優の満島ひかりほかが出席した。

　「水曜ドラマ　Ｗｏｍａｎ」（日本テレビ放送網）がテレビドラマ番組部門の奨励賞を受賞し、主演した満島も演技賞を受賞した。満島はトロフィーを受け取ると「（ドラマの）映像を見ただけでちょっと泣きそう」とはにかみながら「撮影中は本当に心から楽しいと思って毎日を過ごすのが一番だと思い、台本そっちのけで一日中子どもたちと遊んでいました」と振り返った。

　最後は「子どもたちと一緒に素直にドラマに参加できて、いっぱいいっぱいしゃべりたいことがあるぐらいすてきなドラマになりました。まだ私の中では『Ｗｏｍａｎ』が続いているような感じが残っていて、（この賞は自分が演じた）小春さんと私へのご褒美だと思って受け止めたいと思います」と受賞の喜びを語った。

　同じく奨励賞の「日曜劇場　半沢直樹」（ＴＢＳテレビ）で演技賞を受賞した堺雅人はビデオメッセージを寄せ「ずいぶん前のような感じもしますが、原作の持つパワーや監督、スタッフの情熱あふれる思い、共演者の皆さんの熱い演技、放送が始まってからは視聴者の方の画面を見つめる熱い視線。たくさんのエネルギー、パワーを頂いて撮影していました。関わった全ての方に感謝しています」と喜びを語った。