歌手の稲垣潤一が27日、東京都内でデビュー30周年記念ベスト・アルバム発売イベントを行い、イベント後に取材に応じた。
デビュー30周年を迎えた稲垣は、「気が付いたら30年という感じ。でもステージからオーディエンスの方たちを見ていると、昔カップルで来ていた方に今ではお孫さんがいたりする。それを考えると、30年たったんだなあ、と思う」と語った。
特に思い出に残っている曲を聞かれると、「やっぱり『クリスマスキャロルの頃には』かなと思う。当時は冬のイメージが定着しすぎるのかなと思ったりしたけど、今はスタンダードナンバーになったことが素直にうれしい」と話した。
イベントには、デビュー同期で稲垣の大ファンだという歌手の松本伊代も登場。松本の目の前で「クリスマスキャロルの頃には」を含む2曲が披露されると、松本は「幸せな時間でした。必死で涙をこらえました」と感激した様子だった。