映画「日輪の遺産」大ヒット御礼舞台あいさつが11日、都内で行われ、望月曹長を演じた中村獅童と勤労動員の少女を演じた森迫永依、佐々部清監督が登壇した。 中村は自分の役どころを「おいしい」と言いながらも「遠いようで近い過去の日本の男を演じるのは、簡単なことではない。歌舞伎や時代劇なら何百年も前にさかのぼるが、近い過去だけど、たたずまいも生き方もわれわれ男性とは違うのが課題。立ち姿、歩き方、姿勢など日本兵らしさを大切に演じたつもりです」と、役作りの難しさを語った。
また、今回の映画の舞台あいさつのたびに森迫から「クールでカッコいい。いつ見てもすてき」と褒められた中村は「本当にうれしいよ」と素直に喜んだが「何年か前までは“女性の敵”って言われてたんだよ」と昔話を明かし、25歳年下からの褒め言葉に照れている様子だった。
映画「日輪の遺産」は全国公開中。