『天使にラブ・ソングを…』ミュージカル化で日本初演 瀬奈じゅん&鳳蘭が“宝塚あるある”に共感

2014年5月13日 / 16:01

劇中歌を披露した瀬奈じゅん(左)と鳳蘭

 ミュージカル「シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~」開幕直前スペシャルイベントが13日、東京都内で行われ、出演者の瀬奈じゅん、森公美子、石井一孝、大澄賢也、吉原光夫、村井國夫、鳳蘭ほかが出席した。

 大ヒットコメディー映画『天使にラブ・ソングを…』をミュージカル化し日本初演となる本作は、教会を舞台に個性的なキャラクターたちが巻き起こすドタバタ劇とゴスペルや聖歌といった楽曲、ノリノリのダンスを展開。映画でウーピー・ゴールドバーグが演じた歌手・デロリス役は瀬奈と森がダブルキャストで演じる。

 この日のイベントでは日本ゴスペル音楽協会協力の下、亀渕友香&The Voices of Japanによる楽曲披露のほか、一般募集された約700人のオーディエンスと共に合唱する場面も。登壇した森は「舞台袖で歌声を聴いてずっと泣いていました。こう歌わなければいけないんだと勉強になりました」とハンカチで涙をぬぐった。

 瀬奈は「森さんのデロリスを見ていると反省点がたくさん。人としてかわいらしくて、私は大ざっぱで雑な人間だなと思いました」と控えめなコメント。役柄に共感できる部分は全くないといい、「“前世”の癖で見えを切ってしまったり、キメキメに流し目をしてしまう。何かが足りなくて売れていない歌手の役なのに『立派過ぎる』と言われてしまった」と苦笑交じりに語り、宝塚の大先輩・鳳も「コンビニ店員のおばさんを演じたときに『そんなにエレガントにしないで』と言われました」と大きくうなずいていた。

 ミュージカルは6月1日~7月8日に東京・帝国劇場で上演。


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