「TOYOPET MUSIC SESSION 全国ナイスミドル音楽祭2011」記者発表会が2日、都内で行われ、ミュージシャンの宇崎竜童が登場した。
本音楽祭は、ミドル世代のアマチュアミュージシャンのイベントであるとともに、被災地応援の趣旨も込めて開催される。今年のテーマは「音楽のチカラ、仲間のチカラ。」。
震災後しばらく音楽から離れていたという宇崎は「5月あたりから自分も単独で被災地へ行って、ライブをやることを始めた。(ミュージシャンの)泉谷しげるも頑張ってるから、負けられないという気持ちもある」と意気込みを語った。
今回、音楽祭では過去に参加したアマチュアバンドの音楽をもとに、宇崎がチャリティーソングをプロデュースする。選曲については「詩もメロディーも力強い。押しつけがましさがなく、若々しさがあった。復興していく町、被災地の皆さんに素直に届き、癒やし、勇気づける曲だと思い選んだ」。また、このイベントで楽器の寄贈を通し被災地に音楽を取り戻す試みでは、「自分の楽器部屋から1バンド分の楽器一式を寄付しようとセレクトしている」と明かした。