大人気剣客漫画「るろうに剣心」(原作・和月伸宏)が実写映画化され、その主人公・緋村剣心役を俳優の佐藤健が務めることが分かった。
監督はNHK大河ドラマ「龍馬伝」を手がけた大友啓史。大友は今年4月30日付でNHKを退社、映画監督としてのフリー第1作となる。佐藤は「龍馬伝」に、人斬り以蔵と呼ばれた岡田以蔵役で出演している。
大友監督は「佐藤さんとは『龍馬伝』で信頼しあってやってきた仲。今回は彼の魅力をさらに引き出すべく、“人斬り”の業にこだわって、芯強く生きる剣心をお見せしたい」。
佐藤は「僕はいま殺陣の練習をしています。ハードルがすごく高いことは分かっています。しかし、みなさんに認めていただけるような実写映画が、このチームなら作れるんじゃないかと思っています。今までこの作品製作に携わってきたすべての方々、そして原作のファンの方の思いを胸に、心して挑みます」と、それぞれがコメントを発表した。
映画はこの夏にクランクイン、2012年の公開を予定したいる。