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(左から)宮本亜門氏、水橋研二、柳楽優弥、水田航生、市川由衣
舞台「金閣寺」の顔合わせ会見が25日、東京都内で行われ、出演者の柳楽優弥、水橋研二、水田航生、市川由衣、演出家の宮本亜門氏が登壇した。
本作は、三島由紀夫の不朽の名作を宮本氏演出で舞台化したもの。再演となる今回は2011年の初演版からキャストを一新して上演する。
生来の吃音(きつおん)から疎外感に悩まされ育った主人公・溝口を演じる柳楽は「溝口の心の変化を精いっぱい演じていきたい」と意気込む。12年に蜷川幸雄氏演出の「海辺のカフカ」で初舞台を踏んで以来、二度目の舞台ということで「演出家の方はみんな怖いという印象だったけど、取材時にライターさんたちから『亜門さんは優しい』と聞いて、優しい演出家の方もいるのだと思った。亜門さんを信じて稽古に励んでいきたい」と笑顔で語った。
また僧侶の役作りのために「京都の宝泉寺に修行に行った」という柳楽は「座禅をしたり、太極拳をしたり、すごく緊張した」といい、さらに「髪形は今以上にスッキリします」と本番前にはそり頭にすることも宣言した。
そんな柳楽について宮本氏は「非常に面白い役者さん。溝口を演じるには、溝口に共鳴できるかどうかが重要だけど、柳楽さんは『溝口が好き』と聞いている。『海辺のカフカ』を見て、柳楽さんにはそこに“存在”できる力があると思った。舞台ではその“存在”できる力が大切になってくる」と期待を寄せていた。
舞台は、4月5日~19日、東京・赤坂ACTシアターで上演。
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