柳楽優弥、役作りで「寺に修行に行った」 宮本氏の舞台「金閣寺」で僧侶役に挑戦

2014年2月26日 / 14:11

 (左から)宮本亜門氏、水橋研二、柳楽優弥、水田航生、市川由衣

 舞台「金閣寺」の顔合わせ会見が25日、東京都内で行われ、出演者の柳楽優弥、水橋研二、水田航生、市川由衣、演出家の宮本亜門氏が登壇した。

 本作は、三島由紀夫の不朽の名作を宮本氏演出で舞台化したもの。再演となる今回は2011年の初演版からキャストを一新して上演する。

 生来の吃音(きつおん)から疎外感に悩まされ育った主人公・溝口を演じる柳楽は「溝口の心の変化を精いっぱい演じていきたい」と意気込む。12年に蜷川幸雄氏演出の「海辺のカフカ」で初舞台を踏んで以来、二度目の舞台ということで「演出家の方はみんな怖いという印象だったけど、取材時にライターさんたちから『亜門さんは優しい』と聞いて、優しい演出家の方もいるのだと思った。亜門さんを信じて稽古に励んでいきたい」と笑顔で語った。

 また僧侶の役作りのために「京都の宝泉寺に修行に行った」という柳楽は「座禅をしたり、太極拳をしたり、すごく緊張した」といい、さらに「髪形は今以上にスッキリします」と本番前にはそり頭にすることも宣言した。

 そんな柳楽について宮本氏は「非常に面白い役者さん。溝口を演じるには、溝口に共鳴できるかどうかが重要だけど、柳楽さんは『溝口が好き』と聞いている。『海辺のカフカ』を見て、柳楽さんにはそこに“存在”できる力があると思った。舞台ではその“存在”できる力が大切になってくる」と期待を寄せていた。

 舞台は、4月5日~19日、東京・赤坂ACTシアターで上演。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」事件班が総出で“連続不審死事件”の真相に迫る 「ニコちゃんが優し過ぎて怪しい」「まだまだ謎が多い」

ドラマ2025年12月3日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛は最強過ぎるモンスター 「レイコは勝てるのか」「優奈の夫とはどういう関係?」

ドラマ2025年12月3日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「新東京水上警察」“碇”佐藤隆太、“礼子”山下美月の好意に気付く!? 「碇さん、自分に向けられる好意には鈍い系?」

ドラマ2025年12月3日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「じゃあつく」ラストの“勝男”竹内涼真の思いに反響 「今なら最強のカップル」「ハッピーエンドになってほしい」

ドラマ2025年12月3日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「来た! 岡田将生の闇落ち演技」「すごみが増してきた。もう“ちょっとだけ”どころじゃない」

ドラマ2025年12月3日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第7話が、2日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top