歌手の東京ジョーこと元光GENJIの大沢樹生が20日、都内で開かれたライブ「第7回 ほっとこんさーと」に登場した。
黒い帽子を目深にかぶった大沢は、「初めまして。東京ジョーと申します」とあいさつし、観客に正体を明かさぬまま、25日発売のデビュー曲「ガキの戯言」を熱く歌い上げた。
拍手と歓声の中、大沢が、「普段は本名の“大沢樹生”です」と帽子を脱ぐと、客席からは、さらに大きな黄色い悲鳴が巻き起こり、大沢は「デビュー前にネタばらしをしてしまいました」と照れ笑いを浮かべた。
ライブ後に会見に応じた大沢は、「“ガキの戯言”をデモテープで聴いた時、これまで歩んできた自分の人生とぴったり重なった。この曲で、落とし前を付けたい。自分の人生と照らし合わせながら、目一杯、歌っていきたい」と真剣なまなざしで語った。
また、東日本大震災については、「日本がこういうときに、この曲が一つの励みになるように頑張りたい」と話した。