6日、都内で行われた「東日本大震災チャリティーコンサート加藤登紀子 with friends」開催発表会見に、歌手の加藤登紀子、ジャーナリストの鳥越俊太郎らが登場した。
4日に福島原発の20キロ圏内まで取材に行った鳥越は、「どうしても20キロ圏内で何が起こっているのか知りたくて、線量計を持って入っていった。気付いたら第一原発の正門前にたどり着いていた。そこでも118マイクロシーベルトという全く人体に影響がないレベルで、非常に拍子抜けした。それなのに街はまるでゴーストタウンで、犬と猫、防護服を着た作業員が行き交うだけだった」と話した。
チャリティーライブへの参加を決めた理由については、「現状を見て、復興までには相当時間が掛かると思った。僕たち被災していない人間が、被災地に物的、心的に支援しないといけないと考え、微力ながら協力したいと思った」と語った。