紅白歌合戦で勘三郎さんと森光子さんを追悼 和田アキ子「心を込めて歌いたい」

2012年12月27日 / 18:37

 「本当にお別れですよね」と涙を見せながら故人との思い出を語った和田アキ子

 5日に57歳で亡くなった歌舞伎俳優中村勘三郎さんの葬儀・告別式が27日、東京・築地本願寺で行われ、生前親しくしていた関係者が取材に応じた。

 和田アキ子は、31日に出場するNHK紅白歌合戦について「のりちゃん(勘三郎さん)も森光子さんも紅白の司会をなさっていたので、追悼の意味を込めて、そういう演出で歌うことになるみたいです。こんな状態でちゃんと歌えるのか心配ですけど、(勘三郎さんは)プロ意識のある方でしたから、私も年末はちゃんと追悼の意味を込めて、心を込めて歌いたい」と気を引き締めた。

 また、武田鉄矢は「ファンでした。僕らのようなテレビタレントに対してもきちんと礼を尽くしてくれる人でした。すごいですよね」と語り、渡辺えりは「本当に芝居の話しかしなかった。人を大事にする人。一度好きになったら最後まで大事にする、裏切らない人」とし「やっぱり別れるのは嫌。安らかに眠ってくださいって言うんでしょうけど、お化けでも何でもいいので、出てきてほしい」と語った。


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