「門司港レトロ特別区民」任命式が20日、吉本興業東京本部で行われ、お笑い芸人のぶんぶん丸(池田義之、山田直樹)、博多華丸・大吉、元神奈川県知事の松沢しげふみ氏、門司区長の吉永高敏氏らが登場した。
吉本興業グループが昨年4月から進めている「あなたの街に“住みます”プロジェクト」で第1号の「住みます芸人」となったぶんぶん丸は、7月7日から9月30日までの間、北九州市門司区から「門司港レトロ特別区民」として住民票が交付され、同地区のPRをする。期間中は停泊中のレストラン船に住み込み、遊覧船などのガイドも務める。
ぶんぶん丸が「主に子供たちに飴を渡して心をつかんでいこうという仕事です」と説明すると、すかさず先輩の大吉から「飴でごまかすな!」と突っ込みが。
また松沢氏は「吉本興業としては初の水上生活者を輩出するわけですが、約3カ月の任務中には台風が二つ、三つ来るはず。どんなに海が荒れても、船が転覆しそうになっても、ぶんぶん丸は船を離れない覚悟で任務を遂行すること」と元知事らしいエールを送った。
大吉は報道陣から「AKBの指原さんに、福岡の先輩としてアドバイスは?」と聞かれると、「あんなに人気のある方に来ていただくのは大変ありがたい。僕らにできることは一緒に番組に出ているエド・はるみを差し出すことです」と大真面目に語り、会場を沸かせた。