映画「バトルシップ」の日本外国特派員協会記者会見が1日、東京都内で行われ、俳優の浅野忠信が登場した。
同映画は世界20カ国で初登場ナンバーワンを記録する大ヒット作。浅野は、“撮影で楽しかった瞬間”について聞かれると、「日本では味わえない撮影スケールのでかさ、という点では毎日が本当に楽しく感じた。スタッフ、機材、設備は本当にずば抜けていた。俳優に、演技に入るための準備をする部屋が用意されていたのも、良かった。今回、ハリウッドの環境の中で僕がどこまで付いていけるか、試されていたと思うが、本当にやりがいを感じることができた」と充実した撮影現場を振り返った。
逆に、“苦労した点”については「それだけ役者に十分な準備時間を与えてくれるのに、撮影時にアクションコーチから唐突に『あそこ(地上10メートルの所)から飛んでみて 』と言われるのにはびっくりしました。日本でこういうことはないと思う」と語った。
また、「(真田広之のように)アメリカに活動の拠点を移す予定はあるのか?」と聞かれると、「僕は無理やり、けんかをして行こうという気持ちはないが、時が来れば自然とそうなっているだろうと思う」と含みを持たせた。
映画は、TOHOシネマズ日劇ほか、全国で上映中。