NTTドコモファンタジースペシャル ブロードウェーミュージカル「ピーターパン」の制作発表が23日、東京都内で行われ、出演者の高畑充希、武田真治、AKB48の佐藤すみれと仁藤萌乃が登場した。1981年に榊原郁恵が主演した日本初演以来、今年で32年目、1500回公演を迎える。
榊原の7年に次ぐ6年目のピーターパンに挑戦する高畑は「どんどんピーターパンに魅了されていく。新たな気持ちで、全力で取り組みます」と気合十分。また、18代目フック船長役に挑戦する武田に対して「真治さんは永遠の少年のような立ち居振る舞いで、かわいい」と感想を述べた。
一方、武田は「オファーがきたとき、家庭をもっていない自分には、まだ早いと思った。結婚も出産も経験していませんが頑張ります」と意気込むと、すかさず共演者から「今後も出産することはない」と突っ込まれた。すると「分かりませんよ。これから医学が進歩して…」と切り返して笑わせた。さらに「原作のフック船長にはダークな背景がある。僕はそれを深く掘り下げて、ピーターパンの勇敢さを浮き彫りにしたい」と演技プランを明かした。
Wキャストでウェンディを演じる佐藤と仁藤だが「私はAKBでも子どもっぽいといわれるけど、そういうところを出したい」と佐藤。一方の仁藤も「ミュージカルは初めて。普段は落ち着いた性格だけど、明るくかわいく演じたい」と意気込んだ。
舞台は7月20日~8月1日、東京国際フォーラムホールCで上演。