土屋太鳳「生まれて初めて味わう緊張感」 松坂桃李と有馬記念の枠順抽選会で大役

2018年12月21日 / 11:47

 枠順抽選会に参加した松坂桃李(左)と土屋太鳳

 「2018 有馬記念フェスティバル~公開枠順抽選会~」が20日、東京都内で行われ、JRA年間プロモーションキャラクターを務める女優の土屋太鳳と俳優の松坂桃李が出席した。

  2人は、抽選ポットから馬名ボールを選び、馬番を選択する騎手(調教師)を決める係を担当。大勢の関係者や招待客が見守る中、松坂は「できれば誰かに代わっていただきたい。裏でいろんな方に『これによって(レース結果が)左右される』と言われたので…」と苦笑い。土屋も「生まれて初めて味わう緊張感です」と、気を引き締めていた。

 昨年の有馬記念をキタサンブラックで制した武豊騎手は今年、注目の最強障害馬・オジュウチョウサンに騎乗予定。例年、有利とされる“内枠”をゲットしてきた武が、この日は“最内”となる「1枠1番」を引き当て、会場も大盛り上がり。武も「あとは挑戦するだけ。本当に何か起こればいいなと思います。頑張ります」と意気込みを語った。

 様子を見守っていた土屋も「武さんの気合が伝わってきてさすがだなと思いました」、松坂も「鳥肌が立ちました。すごいですね」と大興奮だった。

 一方、16年まで3年連続、大外枠の「16番」だった蛯名正義騎手は、今年リッジマンに騎乗。「5枠9番」を引き当て何とか“大外”を回避すると「期待に応えられず申し訳ない」と見事な返しで、笑わせた。

 全ての抽選を終え、松坂は「今年一番手汗をかきました。緊張しましたが、参加できて光栄です」と笑顔。土屋も「レース前から、このように熱く美しい勝負をされているのだと感動しました。今年の有馬記念でも歴史に残るようなレースが繰り広げられることを心から祈っております。私も今から楽しみです」と声を弾ませた。


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