加山雄三「“若大将”が大賞を取った」 80歳超えでも活躍し続ける理由を自己分析

2017年6月12日 / 17:13

 「君といつまでも」を披露した加山雄三

 第8回「岩谷時子賞」授賞式が12日、東京都内で行われ、大賞を受賞した俳優、歌手の加山雄三が出席した。

 本賞は、故・岩谷時子氏が日本の音楽や芸術の発展、復興に寄与することを目的として2009年に設立した、音楽文化振興財団が10年に制定したもの。

 第1回で特別賞を受賞している加山は「“若大将”が大賞を取ったというのが非常にうれしい」とユーモアたっぷりにコメント。

 岩谷氏とのコンビで149曲を世に送り出したが「岩谷さんに出会ったことが私の人生を決めたと言って間違いない。80まで生きていて良かったなとつくづく思います」と感謝の思いを口にした。

 会場では、岩谷氏が作詞した代表曲「君といつまでも」を生披露。岩谷氏については「非常に謙虚でしとやかな方だった。詩ができるのがすごく速くて、(依頼した)次の日に詩ができてきたこともあった。仕事がものすごく早い。それなのに想像を絶するような、すごく良いものが出て来るんです」とエピソードも披露した。

 80歳を超えてもなお、ミュージシャンとして活躍する秘訣(ひけつ)については「自分でもよく分からない」と苦笑い。食べ物にうるさかった母親が52歳の時にがんで亡くなって以来「寿命は分からない。好きなことをやっていけばいい」と考えたが、「60を超えたぐらいから体に気をつけるようになった」と振り返った。

 また「人前に出て仕事をさせてもらっているのが非常にいいみたい」とも。定年退職した同級生と話が合わなくなるのを最近感じているという。

 「こうして緊張してしゃべっていると、多少は(老化のスピードも)違うんじゃないかな」と自己分析し、今後についても「ヒット曲を作りたい。歌い継いでもらえるようないい曲ができたら」と意欲的に語った。

 この日は、加山のほか、特別賞を女優の斉藤由貴、奨励賞を俳優の瀧山久志、ピアニストの野田あすか、乃木坂46の生田絵梨花が受賞した。


芸能ニュースNEWS

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「樹(草なぎ剛)のような人と一緒に働けたらなと思う」「実際にあんなに当たり散らかされる仕事なら、やっている人すごいわ」

ドラマ2025年10月21日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第2話が、20日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たちと … 続きを読む

木村拓哉「山田組は撮影現場という豊かさを教えてくれる」 倍賞千恵子「山田組は人間としての学校」『TOKYOタクシー』完成披露上映会

映画2025年10月21日

 映画『TOKYOタクシー』の完成披露上映会が20日、東京都内で行われ、出演者の倍賞千恵子、木村拓哉、迫田孝也、優香、中島瑠菜、山田洋次監督が登壇した。  本作は、仏映画『パリタクシー』をリメーク。タクシー運転手の宇佐美浩二(木村)が、85 … 続きを読む

「ぼくたちん家」“玄一”及川光博が「父親」になろうと思った理由に反響 「玄一の言葉が胸に響いて泣いた」「好きなものを探すって原点」

ドラマ2025年10月20日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第2話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、主人公の心優しきゲイ・波多野玄一(及川)と、彼が出会ったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)、トーヨコ中学 … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「早くもクライマックス状態。毎回こんなレースを見せられたらやばい」「人間以上に馬たちの好演が光る」

ドラマ2025年10月20日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第2話が、19日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む

「良いこと悪いこと」連続殺人事件に“3人目の犠牲者”が… “ターボー”森本慎太郎の登場に「怪し過ぎる」「まだ生きてほしい」

ドラマ2025年10月20日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第2話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、かつて鷹里小学校・6年1組のリーダーだった高木将(間宮)が、22年ぶりにタイムカプセルを掘 … 続きを読む

Willfriends

page top