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ビートたけし、又吉意識し執筆活動に情熱 落語は「二ツ目程度の腕にはなりたい」

 ビートたけし(左)と劇団ひとり

 アサヒ飲料のWONDA極「“深煎りの極み”体験イベント」オープニングPRイベントが6日、東京都内で行われ、CMに出演するビートたけし、劇団ひとりが出席した。

 イベントは、焙煎の深さの違う豆で入れたコーヒーの比較試飲をしながら「WONDA極」の特徴である“深煎りの極み”を楽しく知ることができるというもの。

 この日はオープンを前に、CMで部長を演じるたけしと後輩社員役の劇団ひとりが“効きコーヒー”に挑戦。目をつぶっていても効き分けた劇団ひとりは「横に並べて比べるとこんなにいいものなんだと分かりますね」とはっきりとした違いに驚いていた。

 また、たけしにとって“極める”とは「仕事を一生懸命やって、かなり上の方にきたと思って、パッと見てもまだ上がいる。上がいることに気が付くことが極みだと思う今日このごろ」としみじみ語る一方、理想の先輩後輩については「先輩はいつでも追い抜ける先輩がいいし、後輩は絶対俺を脅かさないような後輩がいいなと思います」と笑わせた。

 これから“極めたい”と思っているものについてはたけしが「極められるはずはないけど、最近割かし落語に挑戦していて。“二ツ目”程度の腕にはなりたいと思っている。笑わせるというか、ウケはいいようになりたい」と明かした。

 劇団ひとりは「実はピアノを習っていまして、『カノン』という曲をどうしても弾きたい。“2時間で弾けるカノン”という楽譜を買ったけど練習場に行くようになって3年ぐらいたっています」と肩を落とした。

 また、たけしは「最近忘れていた文学。又吉直樹が芥川賞を取って、才能があるなと思った。俺も小説はいっぱい書いてきたけど何の賞にも引っかからなくて…」と執筆活動にも情熱を燃やしているといい、「直木賞を取ってやると言っているけど、周りはまた始まったと思っている。でも書いているとどうしても漫才の台本になっちゃう。どうしても笑わせにかかっちゃうから、どうこらえるかが大変」と嘆いた。

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