「スカパー! リオ2016 パラリンピック 放送記者発表会」が5日、東京都内で行われ、関連番組に出演する増田明美氏、大会に出場する北園新光選手(柔道73キロ級)、西崎哲男選手(パワーリフティング54キロ級)ほかが出席した。
スカパー!では日本時間9月8日に開幕するリオ2016パラリンピックにおいて24時間専門チャンネルを開局し、大会やスポーツの魅力を伝えていく。放送テーマソングには星野源の新曲「Continues」が決定し、「“続く”というテーマで制作しました。いろいろなものが続いているんだ、一瞬だけじゃないんだということが伝わればいいなと思います」とビデオメッセージを寄せた。
2回目の出場で100キロ級から73キロ級に階級を落とした北園選手は「海外の選手には身長や力の差だったり、柔道以前で負けていました。それなら力で引きずり回せるぐらいの階級にいってやろうと思った」と意気込みを語り、「もちろん金メダル。ネガティブなところがあるので、勝つというより負けない柔道をしたい」と目標を掲げた。
車いす陸上から競技を変えてパワーリフティングで初出場を決めた西崎選手は「最高で憧れの大会。わくわくもしますし、独特な雰囲気があると周りから聞くので、マイナスじゃなくプラスに変えられれば」と期待を寄せ、「世界でメダルを狙えるほどの記録は持てていないので、まずは自己新記録を狙いたい。競技を始めたきっかけである東京でメダルを狙えるよう、そこを目指してスタートに立てるようにしたい」と語った。
コメンテーターを務める増田氏は「初めて女子マラソンが正式種目になった。道下美里さん、すごくかわいいから伴走者がみんなイケメンなんですよ」と笑わせ、「パラリンピックは五輪以上にいろいろな人を巻き込んで社会を変える力があると思う。ロンドンでもソチでも感じました。結果だけではなく、人としての魅力を紹介できたらたくさんの人を元気づけていけるのではないかと思っています」とアピールした。