「誕生60周年記念 ミッフィー展」の開幕イベントが29日、神奈川県横浜市で行われ、フリーアナウンサーの加藤綾子がゲストとして登場した。
加藤は、20人前後の子どもたちを前にミッフィーの絵本を読み聞かせ、子どもたちから「私も今度小笠原の海に行くんだよ」などの声が飛ぶと「そうなんだ。海に行くの楽しみだね」と丁寧に答えた。
読み聞かせの感想を聞かれた加藤は「初めてだったんですけど、みんなすごくちゃんと聞いてくれて良かったです。すごく久しぶりに絵本に触れたので自分に読み聞かせているような不思議な感覚でした」と笑顔を見せた。
その後、歌とダンスを披露する場面では、保育園の先生のようなエプロン姿で再度登場した。頭の上に手を当ててミッフィーの耳を表現した振り付けにも挑戦し、子どもたちと元気にミッフィーの歌を歌い上げた。
大学時代に音楽教育学科を専攻したことが話に上ると「小学校と中学校の教員免許も持っていて、リトミックなどにも触れました。教育実習の時にお邪魔したのは中学校だったので、今日はまるで小学校の先生になったような経験ができてすごくうれしいです」と子どもたち一人一人に目を向けながらうなずいた。
ミッフィー展については「正直、大人になってからはミッフィーちゃんと触れ合う機会は少なかったんですが、展示会には原画なども飾られているのでどのようにして現在のミッフィーちゃんの絵になったかという過程が楽しめます。久しぶりに絵本を見てみると色の使い方が鮮やかで、きれいだなと感じて改めてすてきな絵本だなと思います。めいが1歳半になるんですが、今日集まってくれたみんなぐらいのお姉さんになったらまた読み聞かせをしたいなぁと思います。子どもってやっぱりかわいいですね」と語り、笑顔を浮かべた