テイラー・スウィフト、17歳以来初めて【グラミー賞】選考にエントリーせず

2025年10月8日 / 13:00

 テイラー・スウィフトが、今年の【グラミー賞】選考でいずれの部門にもエントリーしていないことが明らかになった。理由はもちろん、彼女が【第68回グラミー賞】の審査対象期間(現地時間2024年8月31日~2025年8月30日)内にアルバムやシングル、ミュージック・ビデオをリリースしていないためだ。新作アルバム『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』とリード曲「The Fate of Ophelia」は、審査対象期間の締め切りを1か月以上過ぎた10月3日にリリースされたため、2026年に行われる【第68回グラミー賞】の審査対象外となる。

 テイラーの作品が【グラミー賞】選考に提出されないのは、17歳のとき以来初めてのことだ。当時の彼女は2007年2月の授賞式で、デビュー・シングル「Tim McGraw」により<最優秀カントリー楽曲>および<最優秀女性カントリー・ヴォーカル・パフォーマンス>の対象資格を持っていたが、いずれの部門にもエントリーされなかった。(当時はまだ高校生活と並行して活動しており、【グラミー賞】のエントリー手続きの細かな締め切りを把握しきれていなかったのかもしれない。)

 それ以降、テイラーはわずか3年を除き、ほぼ毎年【グラミー賞】にノミネートされてきた。ノミネートがなかったのは2009年、2011年、2017年の授賞式のみだが、いずれの年も複数部門でエントリー自体は行われていた。

 彼女のデビュー・アルバム『テイラー・スウィフト』は、2008年の授賞式で<最優秀カントリー・アルバム>にノミネートされなかった(エントリーはされていたが、受賞したのはヴィンス・ギルの『These Days』だった)。しかし、それ以降のスタジオ・アルバムはいずれも、<最優秀カントリー・アルバム>または<最優秀ポップ・ボーカル・アルバム>といったジャンル部門、もしくは<最優秀アルバム>のいずれかにノミネートされている。

 彼女はまた、アルバム発売前に先行公開されたリード曲で<最優秀レコード>に2度ノミネートされている。「We Are Never Ever Getting Back Together」(『レッド』)と「Shake It Off」(『1989』)がそれにあたる。

 2020年の『フォークロア』に収録されている「cardigan」以降、テイラーはスタジオ・アルバムの先行シングルをリリースしていない。『フォークロア』『エヴァーモア』『ミッドナイツ』『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』そして『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』のリード曲は、アルバムと同日に、あるいは「cardigan」の場合のように数日遅れでリリースされている。

 テイラー・スウィフトはこれまでに【グラミー賞】を14回受賞しており、史上初かつ唯一、<最優秀アルバム>を4度受賞したアーティストとしても知られている。

 だがテイラーは初めて【グラミー賞】にノミネートされた時は受賞していない。2008年の<最優秀新人賞>では、才能あふれる一方で波乱の多かった故エイミー・ワインハウスに敗れた。ただしテイラーは同年、プレゼンターとして授賞式のステージに立っている。コロンビアの歌手フアネスと共に<最優秀ラップ/サング・コラボレーション>部門を発表し、その賞はリアーナとジェイ・Zの「Umbrella」に贈られた。


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