エンターテインメント・ウェブマガジン
ビリー・アイリッシュ、グレイシー・エイブラムスをはじめ、数百人のアーティストたちが表現の自由への脅威に対して団結して立ち上がっている。
現地時間2025年10月1日、ジェーン・フォンダが600人以上のクリエイターとともに修正第1条委員会(コミッティー・フォー・ザ・ファースト・アメンドメント)を再始動すると発表した。この団体はもともと、冷戦初期に彼女の父で俳優の故ヘンリー・フォンダが創設したもので、今回の再始動には前述のポップスターたちに加え、ジョン・レジェンド、バーブラ・ストライサンド、ジャネール・モネイ、ボニー・レイット、フィニアス、マギー・ロジャース、パティ・ルポーンらも参加している。目的は、表現の自由を侵害する動きに抗議し、立ち向かうことにある。
新メンバーたちが署名した声明には、「本日、私たちは修正第1条委員会を再始動します。この委員会はもともとマッカーシー時代、つまりアメリカ市民が政治的信条を理由に連邦政府から抑圧や迫害を受けた暗黒の時代に設立されました。当時は政治家、公務員、学者、芸術家たちが標的にされ、ブラックリストに載せられ、嫌がらせを受け、沈黙を強いられ、時には投獄もされました」と記されている。
声明は、「連邦政府は再び、政府、メディア、司法、学界、そしてエンターテインメント業界の批判者たちを沈黙させようとする組織的な活動に乗り出しています。私たちはそれをただ傍観し、許すことはできません」と警鐘を鳴らしている。
さらに、“党派対立の問題ではない”と強調し、「政府の検閲に屈し、露骨な威圧に怯える、日々働く人々の生活を脅かしながら私たちの活動から利益を得ている者たちへ。我々は見ています。歴史は決して忘れません。これは私たちからの最後のメッセージではありません」という力強い言葉で締めくくられている。
賛同者のリストや委員会創設当時の詳細は、団体の公式サイトで公開されている。故ヘンリー・フォンダは、故ローレン・バコール、故ルシル・ボール、故ジュディ・ガーランド、故ハンフリー・ボガート、故ジーン・ケリー、故フランク・シナトラといったハリウッド・スターたちとともに、赤狩りに対抗するためにこの委員会を設立した。当時、ジョー・マッカーシー上院議員はエンターテインメント業界や連邦政府、さらには社会全体で共産主義者の支持者と疑われる人々を取り調べた。
今回の再始動は、エンターテインメント業界で表現の自由に対する脅威が高まるなかで行われた。象徴的な例が、9月の米トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』の放送停止だ。米ABCは、チャーリー・カーク暗殺に関するキンメルの発言を理由に、FCCが系列局のライセンスを剥奪するという暗黙の圧力を受けたことで、番組の制作を一時中止した。しかし、SAG-AFTRA、ACLU、そして数え切れないほどのエンターテイナーたちの抗議を受け、米ABCは5日後に番組の放送を再開した。
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