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春ねむりが、新曲「panopticon」を本日5月9日にデジタルリリースし、同時にエドソウタが監督を務めたミュージックビデオを公開した。
本作は、自主レーベル「エコラプトメノス」からの第2弾作品であり、3月に発表された「anointment」に続き、8月にリリースされるニューアルバム『ekkolaptómenos』に収録予定の楽曲。
監視と規律、支配と抵抗の構造に切り込みながら、春ねむりならではの鋭利な言葉とサウンドで聴く者に問いを投げかける楽曲とのこと。ゲストコーラスには諭吉佳作/menを迎えた。
◎春ねむり コメント
ジェレミー・ベンサムが考案し、ミシェル・フーコーが近代の監視・管理システムの象徴とした「パノプティコン」は、「すべてを」(pan-)「見る」(-opticon)装置である。ベンサムは最小のコストで囚人を管理できる理想の監獄を構想し、監視のまなざしが更生を促すと考えた。しかし、フーコーは、それは身体へ押し付けられる規律を手がかりに精神や存在ごとをも丸ごと統治するという権力の技術であり、学校や軍隊などの近代社会全体に浸透していると指摘する。自らの身体に刻まれた規律を、自分自身の選択であるかのように錯覚させられていることがある。それは権力の技術による隠蔽であり、従わないという選択肢を持つことは抵抗の第一歩となる。だから、権力の磁場における受益者たちは恐れている。あなたが「あるがまま」になり、抗う術を持つことを。閉ざされた独房の深淵、自らの魂の暗がりこそ、塔の中心を見つめ返す唯一の抜け穴である。規律によって切り刻まれた身体の亀裂を開き、未知の<わたし>や<あなた>の破片に出会うとき、そこから抵抗ははじまる。
◎リリース情報
「panopticon」
2025/5/9 DIGITAL RELEASE
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