アリアナ・グランデ、自身初の米ビルボードHot 100ソングライター&プロデューサー・チャート首位獲得

2024年3月21日 / 10:45

 アリアナ・グランデが、米ビルボード・チャートを席巻している。当週、彼女は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”、ソング・チャート“Hot 100”、アーティスト・チャート“Artist 100”での首位獲得に加え、自身初となるソングライター・チャート“Hot 100 Songwriters”とプロデューサー・チャート“Hot 100 Producers”で1位をマークした。

 これにより、アリアナはこれら5種のチャートを同時に制した4組目のアーティストとなった。2019年にHot 100 SongwritersとHot 100 Producersの発表が開始されて以来、わずか10回しか達成されていない偉業だ。

チャート日、アーティスト、Billboard 200 1位タイトル、Hot 100 1位タイトル
2024年3月23日 アリアナ・グランデ『エターナル・サンシャイン』、「we can’t be friends (wait for your love)」
2023年11月18日 テイラー・スウィフト、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』、「Cruel Summer」
2023年11月11日 テイラー・スウィフト、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』、「Is It Over Now? (Taylor’s Version) [From the Vault]」
2023年9月9日 ザック・ブライアン、『ザック・ブライアン』、「I Remember Everything feat. ケイシー・マスグレイヴス」
2022年12月3日 テイラー・スウィフト、『ミッドナイツ』、「Anti-Hero」
2022年11月26日 テイラー・スウィフト、『ミッドナイツ』、「Anti-Hero」
2022年11月12日 テイラー・スウィフト、『ミッドナイツ』、「Anti-Hero」
2022年11月5日 テイラー・スウィフト、『ミッドナイツ』、「Anti-Hero」
2021年11月27日 テイラー・スウィフト、『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』、「All Too Well (Taylor’s Version)」
2020年4月4日 ザ・ウィークエンド、『アフター・アワーズ』、「Blinding Lights」

 テイラー・スウィフトは、過去に『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』、『ミッドナイツ』、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』の3枚のアルバムで、5種のチャートを同時に史上最多の7度制している。ザ・ウィークエンドとザック・ブライアンは、それぞれアルバム『アフター・アワーズ』と『ザック・ブライアンで1度ずつこの偉業を成し遂げている。

 アリアナは、今週Hot 100にチャートインした12曲(全て『エターナル・サンシャイン』収録曲)にクレジットされているため、最新のHot 100 SongwritersとHot 100 Producersのトップに立った。特筆すべきは、彼女が12曲全てに参加している唯一の共同ソングライターで、共同プロデューサーであるということだ。

順位、タイトル
1位「we can’t be friends (wait for your love)」
10位「yes, and?」(前週31位からランクアップ)
16位「the boy is mine」
17位「supernatural」
23位「eternal sunshine」
25位「bye」
28位「don’t wanna break up again」
30位「true story」
37位「imperfect for you」
38位「intro (end of the world)」
39位「i wish i hated you」
55位「ordinary things feat. ノンナ」

 『エターナル・サンシャイン』は、アリアナが共同プロデューサーとして初めてクレジットされたアルバムだ。プロデューサーとしてのキャリア初のHot 100入りは、プロデューサーのマックス・マーティン、イリアと組んだ「yes, and?」となる。今回チャートインした12曲のうち、マーティンは「intro (end of the world)」と「i wish i hated you」を除く全ての曲で共同プロデューサーを務めている。イリアは、「intro (end of the world)」、「supernatural」、「ordinary things」以外の全曲を共同プロデュースしている。マーティンとイリアは、Hot 100 Producersでそれぞれ2位と3位にチャートインしている。

 マックス・マーティンは、計25曲のHot 100 No.1ソングをプロデュースするという、米ビルボード・チャート前人未到の記録を打ち立てている。今年1月に「yes, and?」が1位となった際に、ザ・ビートルズのプロデューサーとして知られる故ジョージ・マーティンが保持していた歴代最多記録(23曲)を抜いて24曲目、そして当週「we can’t be friends (wait for your love)」で25曲目を達成した。

 一方、イリヤは、アリアナがHot 100に送り込んだ楽曲のうち26曲をプロデュースもしくは共同プロデュースしている。その中には、アリアナによる直近の2曲のNo.1ソングや、アリアナが初のTOP5入りを果たした2014年のイギー・アゼリアをフィーチャリングした「Problem」も含まれている。また、サム・スミスとキム・ペトラスによる2022年のNo.1ソング「Unholy」や、ジャスティン・ビーバー、ジョナス・ブラザーズ、リゾ、ノーマニの楽曲にも共同プロデューサーとしてクレジットされている。

 米ビルボードのHot 100 SongwritersとHot 100 Producersは、Hot 100にチャートインした各楽曲にクレジットされているソングライターとプロデューサーが獲得した合計ポイントに基づいている。


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