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横田 僕は「仮面ライダー」になりたくてです。
古谷 それは自分から入ろうと思ったの?
横田 そうですね。両親から「自分のやりたいことをやった方がいい」と背中を押してもらったこともあって、17、18歳ぐらいのときにオーディション雑誌を買ってきて応募したのがきっかけでした。
立石 僕は、1回就職したんですが、やっぱり歌をやりたいって思いが強くて、養成所に通っていたんですよ。最初は歌をやりたかったんですが、そこでスランプに陥ってしまって…何もしない日々が続いたときに、映画をたくさん見ていて、こんなに感動するものを僕もやってみたいって思ったのが芝居を始めたきっかけでした。そこからチャンスが広がって、今があります。
古谷 僕は親孝行ですね。ひょんなことをきっかけに、お袋がやってみなよって勧めてくれて。僕は人前に立つことは向いてないと思ってたし、そもそも「イケメン役者を育成するゲームの舞台になんで僕が出られるの?」みたいに思うタイプだから、役者という柄ではなかったんですが、親が喜んでくれるならって養成所に行ってみたのがきっかけです。
古谷 お客さまが愛している原作を体現したいと思っていますし、それにプラスして原作では見ることができない部分、舞台だから表現できる部分を上乗せしてお届けしたいと思っています。役者自身としてもキャラクターとしても、成長している姿をお見せしたいと思います。
立石 至の中身の部分までしっかりと感じて演じたいと思っています。劇中劇は、僕自身も大好きな衣裳を着て登場するので、楽しみにしていてください。
横田 SPRING & SUMMER 2018公演を経ての春組単独公演なので、前作以上に掘り下げたものをお見せできると思います。キャラクターの距離感も大事にして、また新たに一つ一つ作り上げていきたいです。僕たちは成功させるために全力を注ぎますので、監督(注:観客)の皆さんはそれを見守っていただいて、楽しんでもらえたらうれしいです。
(取材・文/嶋田真己)
MANKAI STAGE『A3!』~SPRING 2019~は4月25日~5月6日に東京・天王洲 銀河劇場ほか、大阪、新潟の三都市で上演。
公式サイト http://www.mankai-stage.jp