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【2.5次元】ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺で描かれる部長たちの熱き戦い! 皆木一舞&増子敦貴インタビュー

 ミュージカル『テニスの王子様』(以下、テニミュ)の最新公演「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺」が絶賛公演中だ。全国大会を勝ち進み、ついに準決勝まで上り詰めた青学(せいがく)が次に戦うのは四天宝寺。「勝ったもん勝ち」をスローガンに大阪からやってきた個性豊かなメンバーとのヒリヒリした戦いが繰り広げられる。「全国大会 青学(せいがく)vs氷帝」から本作に出演する、青学・不二周助役の皆木一舞と、四天宝寺・白石蔵ノ介役の増子敦貴に、公演への思い、そしてそろって出演した2.5Dオフィシャル番組「What’s 2.5D?」の収録への意気込みを聞いた。

白石蔵ノ介役の増子敦貴(左)と不二周助役の皆木一舞

-まずは、テニミュに出演が決まったときのお気持ちからお聞かせください。

増子 小さいころからアニメを見ていたので、うれしいのと同時に驚きもありました。それも、四天宝寺の部長として出演させていただけるとは思ってもいなかったので、不安も大きくて…頑張らなきゃいけないなと思いました。

皆木 僕は、去年、「TEAM Live HYOTEI」(正式にはOにマクロン)を見させていただいたのが、テニミュとの出会いです。それまで舞台自体ほとんど見たことがなかったのですが、とにかく圧倒されたのを覚えています。もちろん、そのときは自分がこの場所に立てることは想像もしていなかったので、オーディションに受かって本当にびっくりしました。それと同時に不安もありました。責任も大きいですし、プレッシャーもあります。

絶賛上演中の「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺」舞台写真

-皆木さんは、すでに「全国大会 青学(せいがく)vs氷帝」でテニミュの舞台は経験されていますが、実際に舞台に立たれていかがでしたか。

皆木 稽古以上に、本番中に学ぶことが多かったです。お客さんのキャラクターを愛する思いも肌で感じることができたので、僕自身、もっと追求していかなければいけないなと思いました。

-本作は、不二と白石が戦うS3が見どころの一つですね。

増子 僕的には、一番熱い試合になると思っています!

皆木 僕もそう思います。不二にとっても、とても意味のある試合です。稽古中も気持ちが入り込み過ぎて、毎回熱くなってしまいます。

-どんなところを強く意識して、それぞれの役を演じていますか。

増子 白石はパーフェクトで、すごく色気がある人なので、プライベートから直していかないと、と思っています。僕、部屋が汚いんで、部屋を掃除したり(笑)。そういうところから意識して、繊細な人になりたいと思っています。

皆木 不二は、天才ですごく繊細、完璧にこだわる人です。その上で、余裕がある。天才の心理は難しいですが、僕が一番に理解しようと思って演じています。

-お二人は、本作が初共演ですよね。初対面のときの印象は?

増子 すごく頭がいい人なんだろうなって思いました。

皆木 それが初めての印象?(笑)

増子 なんかオーラが出ていましたよ(笑)。

-初めて会ったときはどんなシチュエーションだったんですか。

増子 僕が出ていた舞台を見に来ていただいたんです。

皆木 事務所の先輩も出演している作品だったので、それもあって、対戦相手の増子くんにあいさつをさせていただこうと思って行きました。

増子 懐かしいですね。

皆木 僕は初めて会ったときの印象は、丁寧だけど、ちょっと抜けている人(笑)。

増子 ああ、それはよく言われます(笑)。

皆木 いい意味で愛嬌(あいきょう)がある人というイメージでした。

-稽古が始まって、そのイメージは変わりましたか。

皆木 そこまでは変わらないですが…。試合中にぐっと見返してくる目に芯の強さは感じました。ホワッとした一面以外の姿も見た気がしました。

-(取材日当日は)「What’s 2.5D?」(2.5Dの魅力を伝える日本2.5次元ミュージカル協会公式番組)の収録がこの後に行われますが、収録を控えたお気持ちは?

増子 緊張しています。僕、こういう収録になると緊張して役名をかんじゃうんですよ(苦笑)。

皆木 確かに、演じているときは自分で自分の名前を呼ばないから、役名を言う機会はないもんね(笑)。僕も、収録は緊張します。初めてなので、全然勝手も分からないですし…。

-今日は越前リョーマ役の阿久津仁愛(にちか)さんがMCをご担当します。阿久津さんは2回目のMCということですが、どんなことを期待しますか。

増子 (主演の)リョーマなんで、しっかりとまとめてくれると思います。

皆木 座長ですし、しっかり盛り上げて欲しい、と(笑)。なんか、上からのコメントみたいになっていますが(笑)。

絶賛上演中の「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺」舞台写真

-普段の阿久津さんにはどんなイメージを持っていますか。

増子 タピオカのイメージがすごく強いです(笑)。まだ1回も一緒に行けていないので、ぜひ行きたいです。

皆木 (阿久津は)稽古場のホワイトボードに、自分で作った「タピくん」っていうオリジナルのタピオカキャラの絵を描くぐらいタピオカが好きなんですよ(笑)。でも、9代目からずっとリョーマを演じていて、この座組みの中で一番長く出演しているということもあって、すごくしっかりしている人です。話していると子どもっぽい一面もあることが分かるので、年相応の部分もあるんだなって安心もしましたが…(笑)。

白石蔵ノ介役の増子敦貴(左)と不二周助役の皆木一舞

-では、収録に向けての意気込みを。

増子 今回、僕たちは「すっぴんキャスト」というコーナーに出演させていただくのですが、題名通り、素顔を出せるように頑張りたいです。

皆木 初めての収録で緊張もありますが、素の部分を出して楽しみたいです。

-最後に公演を楽しみにしているファンの方へメッセージを。

増子 四天宝寺はほかの学校と違う、異色の学校なので、四天宝寺ならではの戦いが楽しめると思います。準決勝らしい熱い試合をお見せできるように頑張りますので、ぜひ足を運んでいただけるとうれしいです。

皆木 僕にとって、今回は初めて試合シーンがあります。その試合も、不二が変わっていくという大事な試合です。僕自身も不二と一緒に変わっていくという思いで演じていこうと思っています。今回の公演は、全国大会に入って3戦目になります。今までの集大成でもあると思いますし、青学の中で築いてきた絆が垣間見える試合になっているので、そこも注目してもらいたいです。

(取材・文・写真/嶋田真己)

(左から)阿久津仁愛、皆木一舞、増子敦貴、碕 理人

2.5Dオフィシャル番組「What’s 2.5D?」#9
https://gyao.yahoo.co.jp/p/11251/v00001/
配信日:12月25日(火)0時~(3ヶ月間アーカイブ配信有)
出演者:【健太ラボ。】須賀健太(MC)、宮野真守(ゲスト)
【すっぴんキャスト】ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺より
阿久津仁愛、皆木一舞、増子敦貴、碕 理人

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺(C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト(C)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺は、以下の日程で上演。
東京公演:12月20日〜25日 日本青年館ホール
大阪公演:12月29日〜1月13日 大阪メルパルクホール
岐阜公演:1月26日〜27日 バロー文化ホール(多治見市文化会館)大ホール
宮城公演:2月2日〜3日 多賀城市民会館 大ホール
東京凱旋公演:2月7日〜17日 TOKYO DOME CITY HALL
公式サイト https://www.tennimu.com