エンターテインメント・ウェブマガジン
江口 僕の役は娘を亡くして学校に対して抗議をしたり、そうすることで妻も離れていってしまった孤独な男で、人と接触をしないように、うつむいて生きているようなベースを作って、どのタイミングで誰に出会って覚醒していくのか。その大きな物語の流れを考えて演じました。僕はエネルギッシュに見えてしまう方なので、最初のベースは歩き方1つをとっても無気力な感じに見えるように、なるべく何もしないように心掛けました。
蒔田 私の役は身内がいなくて、自分の過去や家族について知りたくて調べている中で、さまざまな事件に巻き込まれていくのですが、今まで人に頼ってこなかったからこそ、どんなふうに周りの人に心を開いて頼るのかという、その変化は意識して考えながらやりました。
江口 季節を感じられる旬の物を食べるようにしています。秋だったらタケノコや秋刀魚を食べたり。そこには日本人としての日本にしかない美意識や美徳があると思いますし、それによって体も作られているので。日本は海に囲まれていて山もある恵まれた国ですし、旬のものは意識して取ったり、感じるようにしています。
蒔田 その日のくよくよした思いは、その日で終わらせるようにしています。もともと切り替えは早い方なのですが、大人になってから、よりそうしようと意識するようになりました。切り替える方法は“寝ること”です。その日をきちんと終わらせるという意味で、ネガティブな気持ちを引きずらないように、とにかく寝ます(笑)。

江口洋介(左)、蒔田彩珠(C)エンタメOVO
「連続ドラマW 誰かがこの町で」は12月8日からWOWOWで放送・配信中(毎週日曜午後10時/全4話)。
(取材・文・写真/小宮山あきの)
舞台・ミュージカル2026年10月31日
-改めて、この作品の魅力はどんなところにあると感じていますか。 僕は、生きていく中で「解釈力」が大事だなと思っています。生きているといろいろなことが起きますよね。大変な状況や苦しいこと、大失敗もある。でも、起こった事実は変えられなくても、 … 続きを読む
映画2026年10月31日
「クジラに落ちた男」(16日公開)★★★ 父を知り、父を乗り越える 巨大なマッコウクジラに丸のみにされた17歳のジェイ(オースティン・エイブラムス)が、亡き父の教えを頼りに脱出を図る。ブライアン・ダッフィールド監督が描くのは、「ピノキオ」 … 続きを読む
映画2026年10月30日
-以前お話を伺った際、柳楽さんはご自身のお芝居について「以前は自分を役に寄せていくやり方をしていたが、『浅草キッド』の後からは、自分のパーソナルな部分を役に反映させて演じるようにしている」というお話をされていました。今回、竜二という役に対し … 続きを読む
ドラマ2026年10月30日
-小駒と直の掛け合いで工夫したことはありますか。 小駒と直は年齢も職業も育ちも違い、仲良くなれる要素も、バディになれる要素も全くないと思ったので、まず2人の共通点を考えました。刑事も保険調査員も、被害者や遺族が一日でも早く安心できるように … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年10月30日
-5年前の「醉いどれ天使」以来の舞台出演となりますが、舞台にまた立ちたいという思いはずっとあったのですか。 お話をいただけるならと思っていました。ただ、役者は見てくださる方がいて、やりましょうとおっしゃっていただいてできるので、舞台に立つ … 続きを読む