【インタビュー】映画『裏アカ』瀧内公美 SNSの裏アカウントにハマる主人公を熱演「演じているうちに、自分と真知子がリンクしていった部分があった」

2021年4月1日 / 08:00

-真知子の根底には、“孤独感”や“寂しさ”といった感情がありますが、瀧内さんがこれまで演じてきた役は、そういう部分が共通するものが多いように思います。その辺りを、ご自身ではどう感じていますか。

 そういう時代に生きているということなんでしょうね。一貫性という点では、彼女の人生は間違いじゃない』(17)や『火口のふたり』(19)、『アンダードッグ(前編・後編)』(20)など、社会性やメッセージ性のある作品が多いですよね。社会的弱者と言われる役を演じることもありますし。そういう意味では、いろんなことを考えるきっかけをいただく作品が、ものすごく多いです。役によって成長させてもらっている感じが、すごくあります。

-ご自分で意図しているわけではなく、たまたまそういう役に巡り合っているということでしょうか。

 巡り合っているのもありますし、自分がそういう作品を好きだから、ということもあります。劇場を後にしたとき、何か一つでも感じ取っていただける作品に関われたのなら、すごく幸せなことですし。お金を払って見ていただいているので、おこがましい話かもしれませんが…。でも、何らかの意味がある作品に携わることができたのなら、やっぱり幸せですし、やりがいもものすごく感じます。そういう作品に出会える役者でいるために、いろんな努力をしていかねばと常に思っています。

(取材・文・写真/井上健一)

(C)2020映画「裏アカ」製作委員会

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

パク・ジョンミン「一人二役は想像以上に大変でした」韓国のヒットメーカーが「ガス人間」に続いて送り出すサスペンス・ミステリーで熱演『顔 -かお-』【インタビュー】

映画2026年8月28日

-劇中ではそんなご苦労を感じさせない名演でした。  実は、最初にオファーをいただいたのは、ドンファン役だけだったんです。でも、脚本が面白かったためについ欲が出てしまい、僕の方から「ぜひヨンギュもやらせてください!」とヨン監督にお願いしたんで … 続きを読む

【映画コラム】「生き残る」とは何か『ラスト・サバイバー』『シェルター』が描く極限の人間ドラマ

映画2026年8月28日

『シェルター』(8月28日公開)  スコットランド沖の孤島に建つ灯台を隠れ家にして、愛犬と共にひっそりと暮らす元特殊部隊員マイケル・メイソン(ジェイソン・ステイサム)。  ある日、週に一度、叔父と共に船で生活物資を届けに来る少女ジェシー(ボ … 続きを読む

安田章大「僕が演じられたのは、のんちゃんのおかげ」のん「安田さんとの出会いは衝撃でした」自閉スペクトラム症の兄とその妹役で初共演『平行と垂直』【インタビュー】

映画2026年8月28日

-お二人の息の合った現場の様子が伝わるすてきなお話です。劇中でも本当の兄妹のようで、初共演とは思えませんが、撮影中、お互いの共通点を感じたことはありますか。 安田 のんちゃんは、何かを伝えようとするとき、自分の言葉でこんなふうに伝えたいと、 … 続きを読む

井桁弘恵、幼少期のバレエの経験が今の「度胸」に 「バレエの魅力をもっと伝えたい」「SWAN -Ballet cross Reading-」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年8月28日

 ドラマ「そこから先は地獄」(日本テレビ)で主演を務め、映画『教場 Requiem』など数々の映画やドラマに出演、「おしゃれクリップ」(日本テレビ)ではMCも務める井桁弘恵。9月4日から上演される「SWAN -Ballet cross Re … 続きを読む

早瀬憩「撮影中は朝子と一心同体で生きた感覚がありました」感動のヒューマンサスペンスで入魂の演技『私はあなたを知らない、』【インタビュー】

映画2026年8月27日

-中野監督は、早瀬さんのクランクアップ時の様子について「崩れ落ちるように」と語っていますが、当時の心境はいかがでしたか。  撮影中は朝子と一心同体で生きた感覚があったので、クランクアップしたときは「うれしい」でも「寂しい」でもなく、何とも言 … 続きを読む

page top