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原作にも擬音が文字で書かれていますが、アフレコのときは、それを私たちが映像に合わせてしゃべるんです。例えば、走る場面ではずっと「タタタタタ…」と言っていたり…。声のお仕事をさせていただく機会も今まで多くありませんでしたが、SEは今後二度とない貴重な機会かもしれません(笑)。普通の芝居よりも指示が多いのでは…と思うぐらい、湯浅監督がこだわっていて、毎回、難しくもあり、楽しくもあり…という部分なので、ぜひ注目していただきたいです。
映像研の3人は、童心を忘れず、ものすごい情熱を持って、自分たちがやりたいことを全力でやって、実現したい世界を追求していく。その姿を見ていると、心から「頑張ろう」、「楽しむって、カッコいいな」と思えるんです。それは、私たちのお仕事はもちろん、「何かを作る」ということに関しては、全て同じではないでしょうか。そういうモノ作りのカッコよさを感じて、映像研の3人と一緒に妄想の世界を楽しんでもらえたらうれしいです。
(取材・文・写真/井上健一)
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