サッカー日本代表の長友佑都選手と女優の平愛梨が24日、東京都内で結婚会見を行った。会見冒頭ではプロポーズの瞬間のVTRが流され、2016年2月に長友選手が所属するインテルのスタジアム内で、長友選手がひざまずき、平に指輪をプレゼントする様子が披露された。長友選手は、平をエスコートしながら登場すると「私、長友佑都と平愛梨は1月29日に入籍をします」と宣言した。
以下、会見の模様を一問一答で記載。
―今、この会見を開いている率直な気持ちは?
長友選手 これまでたくさんの方に支えていただいたので、この場に立てて幸せですし、うれしく思います。試合よりだいぶ緊張しています。
平 今日という日を迎えられて、心からうれしく、ありがたく思います。
―初めて会った時のお互いの印象は?
長友選手 きれいな方だなというのと、気配りができるのと、人に対しての思いやりを感じました。
平 街中にある長友さんの看板などの顔が真剣そのものだったので、こんなに声を発して笑う方なんだなと、すてきな方なんだなと思いました。
―6月に交際宣言をした時に(アモーレという)名言が出ましたが。
長友選手 僕もこんなこと(ブーム)になるとは思わなかったんですけど。ただ、本当に素晴らしい言葉で、イタリアではアモーレは愛する人や子どもに向かってみんな使ってるので、今日はクリスマスイブなので、皆さんも大事な方に使ってください。
―アモーレブームになっていますが、最初に言われた感想は?
平 うれしいなって思います。テレビの前で言ってくださったことがすごく男らしくて、ほれぼれしました。
―プロポーズの瞬間のVTRが流れましたが。
平 (プロポーズの時は)長友さんが「僕の仕事場を見せるからね」と言って、すごいところでされてるんだなって、スタジアムを端から端まで見ているところに、長友さんがいらっしゃって「伝えたいことがあります」って改まっていたので、私が「なになに~?」って言ったら指輪を出されて。「えー」って信じられない気持ちでうれしかったです。
長友選手 ピッチでやるかミラノの大聖堂でやるか考えたんですけど、スタジアムは自分の思いが一番詰まっている場所で、苦しいことも楽しいこともそこで味わってきたので、その場で彼女に対してしっかりと自分の気持ちを伝えたくて選びました。
―プロポーズの言葉は?
長友選手 シンプルなんですけど「俺についてきてほしい。結婚してください」と伝えました。
平 「もちろん!大喜び」って答えました。
―プロポーズした後の様子は?
長友選手 指輪を渡してOKをいただいて、指輪を見た時に彼女が「私、指輪じゃなくてじゃがりこが良かった」って言われて、ひっくり返りそうになりました。でも、すごく喜んでくれました。
―それはどういう意味?
平 結婚する時に婚約指輪っていうのは聞いていたんですけど、私は宝石を頂く価値のない女って思っていたんですよ。なので兄に「(結婚の時は)指輪って男の人はあげるものなの?」って聞いたら、お兄ちゃんも「そうやな。長友佑都やろ。おまえすごいのもらえるんちゃうか」って言ってたんですよ(笑)。「それだったらじゃがりこ大量の方がいい」って兄に相談していたんです(笑)。
―平さんの結婚後の予定は?
平 1月末に仕事をセーブさせていただいて、タイミングを見て長友さんの方に行かせていただきます。引退ではないので、また日本に来れるタイミングでお仕事とご縁がありましたらさせていただけたらと思います。
―披露宴の予定は?
長友選手 僕のシーズンが終わるのが5月、6月の時期なので、そのあたりでできればいいかなと思います。
―結婚指輪について教えてください。
長友選手 僕の住んでるイタリアのミラノの宝石店でオリジナルのものを作りました。ハートの形なんですけど、ハートはイタリアでクオーレと言って、心っていう意味なんですね。彼女に対する思いや心を形にしたくて、この指輪にしました。
―結婚したら絶対にこれは守るということは?
長友選手 連絡を取ること。遠距離の時期もあったので、安心させるためにも毎日連絡したりメールをしていたので、続けていきたいなと思います。
平 毎日さだまさしさんの「関白宣言」という曲を聞いていて、あのような芯の強い耐え忍ぶ女性になるのが理想です。
―平さんはそんな女性になりそう?
長友選手 彼女はもうなっています。こんな素晴らしい女性がこの世に存在するんだという思いがありまして、言うことがないですね。思いやりがあって、手料理もパパッと作りますし、テキパキと動いて本当に素晴らしいです。
―子どもは何人ぐらいほしい?
長友選手 11人。サッカーチームができるぐらいほしいなと思います。
平 大歓迎です。
―お互いに何て呼び合っている?
長友選手 下の名前で愛梨と呼んでいます。
平 佑都さんと呼ばせてもらっています。
―結婚を決めた一番の理由は?
長友選手 彼女の見た目とか性格とか、人間性にほれたのは大前提ですけど、結婚したい思いが芽生えたのは、彼女の親に対する考え方とかその姿を見た時に、この人と結婚したいと思いました。それが決め手です。
平 もともと「結婚を前提に僕についてきてください」と言ってくださったので、私を選んでいただけるんだなということで、最初からそう思っていました。
長友選手 「僕についてきて」っていうのは、プロポーズの時にも言ったんですけど、初めて食事をした時に、食事をした後にカラオケに行こうかっていう時に、二人で外に出るのはまずいかなと思って、「僕が先に行くから僕についてきて」って言ったら、「一生ついてきて」って言ったのと勘違いしたみたいで、僕も後で聞いてびっくりしたんですけど…。それが決め手だったようです(笑)。
長友選手 二人で力を合わせて最高の家庭を築けるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。