【インタビュー】高橋みなみ、単独司会でスキルアップ 「見られるのは恥ずかしい」

2016年8月1日 / 16:29

takamina1_6829 今年4月8日の誕生日にAKB48を卒業し、総監督の任からも降りた高橋みなみが自身の新たな一歩として励んでいる「DAM CHANNEL」第13代目MC。就任から約3カ月が経過し、これまでの収録の手応えとソロとしてのスキルアップの充実ぶりを聞いた。

 通信カラオケDAM(第一興商)でカラオケ楽曲演奏の曲間に放映しているエンターテインメント情報コンテンツ「DAM CHANNEL」。“日本を明るくしたAKB48で総監督を務めた高橋の明るさやバイタリティー、強いリーダーシップ”に期待が寄せられ、MCに抜擢された。

──13代目MCに就任して約3カ月がたちました。「DAM CHANNEL」を楽しむ側から作る側になって気付いたことや新たな発見はありましたか。

 思っていたよりもかなり沢山放送されているので正直驚きました。いろいろなスタッフさんしかり仲のいい友人しかり、「DAM CHANNEL」っていうその言葉だけ連絡してくるんです。私が(画面で)笑っている画像が添付されてきたり。「見たよ!」と言ってくれる人もいれば、とうとつにキャプ画みたいなものが送られてきたりするんです。それだけいろいろな人の目に触れるところにあるんだなと思いました。

──MCとしてゲストアーティストにインタビューをするようになって知ったジャンルや聞くようになった曲はありますか。

 ゲストにいらっしゃるアーティストさんは、メジャーデビューされて間もない方とかも多いんです。「初めてテレビの収録をします」という方もいましたし、Ryoyaさんという方はデビュー2カ月目くらいで来てくださって、初めてのテレビ収録、私より年下で私も緊張するしRyoyaさんも緊張するしで「すいませんお互い頑張りましょう」みたいなときもありました。それはけっこうドキドキしました。

──今回はw-inds.さんの収録でしたが、すっかり慣れた様子でした。

takamina3_5453 w-inds.さんはデビューされて15年で私より大先輩ですし、もともと私がものすごくファンなんです。芸能界に入るきっかけがw-inds.さんってくらい好きでして、それは以前にご本人たちにもお伝えしているんですけど。自分がこういう立場になってお迎えする側になり、デビュー15周年ということに対してインタビューする側になるなんて思っていなかったので、今日はちょっと自分のミーハーさを隠しながらやりました。隠しきれてませんでしたけど(笑)。

──番組などで共演するのと自らインタビューするのでは心境も違いますか。進行台本以外のアドリブもあったりするのでしょうか。

 とくにMCが私1人なので、アーティストの皆さんの音楽性のほかに、人としての良さを引き出したいというのがすごくあるんです。もちろん限られた時間の中ですし編集の都合などもあるんですけど、台本に描かれてないところって実際にしゃべってみないと分からないんですよね。5~6人のグループで「あの人は多分いじったらすごく面白い」というのが感覚的にあったりする。そこで新たな発見があるので、今は探りながらではありますが、台本にとらわれないでやりたいって気持ちもあります。

──MCとして自身が感じる成長ぶりや手ごたえはどのようなところでしょう。

 今まで1人でひとつの番組を担当することがなかった分、自分のテンポと手腕がある意味問われるのですごくおもしろいです。緊張感もありますし、うまく引き出せたときには喜びもある。レベルアップにつながるいい場所だと思っています。昔から体内時計の性能がかなり良くて、なんとなく自分の感覚で「これくらいの分数だからそろそろ締めよう」って分かるんです。ムダなスキルなんですけど…(笑)。時間をかけたからといっていい話を聞けるとは限らないので、決められた時間内で何ができるのかを個人的には楽しんでいます。

──今後呼びたいアーティスト、またAKB48グループの後輩たちなどはいますか。

 共演しているアーティストさんや自分のアルバムに楽曲提供していただいてる方ですね。槇原敬之さんや高見沢俊彦さんは刺激をくださる大先輩なので、番組に来ていただいて逆に学ばせていただきたいです。「私のMC大丈夫でしたか?」と聞きたいですし。もちろん後輩にも来てほしいですね。AKB48グループはたくさんあるので。卒業生のわさみん(岩佐美咲)が演歌歌手として来てくれたときは、私は司会だしあっちは演歌歌手だし、お互いに恥ずかしいというか…。ちょっとおもしろかったですし、感慨深かったですね。それぞれ刺激も受けるし、その日は不思議な感覚でした。

takamina2_6844──MCになってからご自身の映像をカラオケに見に行きましたか。

 見ましたけど、友人とカラオケに行くと、「出てるね」と言われて逆にちょっと恥ずかしいんです。曲を入れていない時間に流れるので、「すいません、ちょっと早く曲を入れてもらっていいですか」みたいな感じになります(笑)。うれしさもあるんですけどね。自分がいないときに見ていただく分にはいいんですけど、自分がいてさらに見られるってけっこう恥ずかしいです。

──プライベートのカラオケでAKB48や自身の楽曲は歌いますか。

 AKB48にいるときはあまり歌いませんでした。盛り上げるために歌ったり、締めにメンバーと一緒に「桜の花びらたち」とかを歌ったことはありますけど、もうさんざん歌ってきているので。やっぱりカラオケでは男性アーティストの曲を歌ったりしたいです(笑)。十八番には中森明菜さんの「DESIRE」やw-inds.さんの楽曲もそうですし、ある程度皆さんの知っている曲を入れます。とうとつにバラードを入れる勇気はないですね(笑)。精密採点はすごく楽しいけどちょっと傷つくんですよ。自分は歌い手なのに、間違って覚えていて全然音程が合ってなかったりとか。点数を上げるコツとかあるんでしょうね。

【高橋みなみ】
1991年東京都生まれ。歌手・タレント。著書に「リーダー論」(講談社)。「高橋みなみの『これから、何する?』」がTOKYO FMで放送中。秋には1stソロアルバムを発売予定。

 


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【インタビュー】『アラジン』中村倫也「大人になったから納得するようなせりふも数々ある」 木下晴香「年齢を重ねることで魅力を感じるところが変わっていく」

映画2019年6月17日

 ディズニーアニメーション映画の不朽の名作『アラジン』が実写となって公開され、大きな盛り上がりを見せている。本作のプレミアム吹き替え版でアラジン役を演じた中村倫也とジャスミン役の木下晴香に吹き替えでの苦労や“運命の出会い”について聞いた。 … 続きを読む

【インタビュー】『ある町の高い煙突』渡辺大「異なる立場の人々の共生を描くことは、とてもすてきな試みだと思いました」

映画2019年6月17日

 明治時代末期から大正時代にかけて、茨城・日立鉱山の亜硫酸ガスによる煙害に対して、当時世界一となる大煙突を建設した人々の姿を描いた『ある町の高い煙突』が6月22日から公開される。本作で、鉱山の庶務係で地元住民との補償交渉にあたる加屋淳平役を … 続きを読む

【映画コラム】女性の主張や生き方の変化を象徴する実写映画化『アラジン』

映画2019年6月15日

 「千夜一夜物語」の「アラジンと魔法のランプ」を原案に、自分の居場所を探す貧しい青年アラジンと、自由に憧れる王女ジャスミン、そしてランプの魔人ジー二―の運命を描いたディズニーのアニメーション映画『アラジン』(92)が27年ぶりに実写映画化さ … 続きを読む

【インタビュー】『柴公園』渋川清彦 「主演に興味ない」淡白な言葉の裏に垣間見える役者のプライド

映画2019年6月14日

 作品の脇を締め、時には主役を食うほどの演技力を見せつける“バイプレーヤー”。その一人として、多くの監督から起用を望まれる俳優・渋川清彦。昨年は映画14本、今年も5本の作品に名を連ねている。その渋川が、ついにドラマ「柴公園」で初主演を果たし … 続きを読む

【インタビュー】『女の機嫌の直し方』早見あかり 結婚と成長による著しい変化! 原因不明のイラつきも芝居に対する苦痛も解消

映画2019年6月14日

 あるカップルの結婚式を舞台に、リケジョの真島愛が脳科学を駆使して男女トラブルを解決するハートフルコメディー映画『女の機嫌の直し方』(6月15日公開)に主演した早見あかり。昨年末に結婚してラブラブな結婚生活を送る早見にトラブルはなさそうだが … 続きを読む

page top