映画館の大きなスクリーンと優れた音響で体感してほしい『コンサート・フォー・ジョージ』【映画コラム】

2023年7月28日 / 08:00

セットリスト

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オープニング 「サーブ・シャーム」

 

「アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー」(ジェフ・リン)

アルバム『リボルバー』(66)から。1991年にジョージがクラプトンと共に行った日本ツアーでもオープニングナンバーとして演奏された。

 

「恋をするなら」(エリック・クラプトン)

『ラバー・ソウル』(65)から。66年のビートルズ日本公演(武道館)でも演奏された。

 

「タックスマン」(トム・ペティ&ハートブレイカーズ)

『リボルバー』から。ビートルズのアルバムで、ジョージの曲がトップを飾ったのはこの曲のみ。

 

「ハンドル・ウィズ・ケア」(トム・ペティ&ハートブレイカーズ/ジェフ・リン&ダニー・ハリスン)

ジョージが参加した“覆面バンド”トラヴェリング・ウィルベリーズのヒット曲。

 

「想い出のフォトグラフ」(リンゴ・スター)

リンゴのソロアルバム『リンゴ』(73)から。ジョージとの共作だけに、「僕にあるのは写真だけ、もう君は帰ってこないんだね」のフレーズが胸に染みる。

 

「ハニー・ドンド」(リンゴ・スター)

『ビートルズ・フォー・セール』(64)から。オリジナルはカール・パーキンス。歌の途中で、リンゴが「ロック・オン・ジョージ・ウィズ・リンゴ・ワン・タイム」と語るところがある。

 

「シット・オン・マイ・フェイス~ランバージャック・ソング」(モンティ・パイソン)

森林警備隊の一員に扮(ふん)してトム・ハンクスが特別参加。よく捜さないと見つからない。

 

「ヒア・カムズ・ザ・サン」(ジョー・ブラウン)

『アビイ・ロード』(69)から。歌うのはビートルズが前座を務めたこともあるジョー・ブラウン。

 

「ホース・トゥ・ザ・ウォーター」(ジュールス・ホランド&サム・ブラウン)

ジョージの最後のレコーディング曲。

 

「ビウェア・オブ・ダークネス」(エリック・クラプトン)

ジョージの最初のソロアルバム『オール・シングス・マスト・パス』(70)から。

 

「イズント・イット・ア・ピティ」(エリック・クラプトン&ビリー・プレストン) 

『オール・シングス・マスト・パス』から。今回は後半部で「ヘイ・ジュード」の後半のリフレイン部分が使われた。プレストンが圧巻の歌と演奏を披露する。

 

「フォー・ユー・ブルー」(ポール・マッカートニー)

『レット・イット・ビー』(70)から。カントリー・ブルース調の楽曲。曲の途中の「サム・オールド・ザ・トゥエルブ・バー・ブルース」というジョージのせりふをリンゴが語り、ポールが笑顔を返す姿がたまらない。

 

「サムシング」(ポール・マッカートニー&エリック・クラプトン)

『アビイ・ロード』から。ウクレレ演奏で始まり、徐々に盛り上げていく形は、ジョージへのトリビュートとして、ポールが自身のコンサートでも行っている。

 

「アルバン」(指揮:アヌーシュカ・シャンカール)

オリジナル曲。アヌーシュカは、ジョージのシタールの師匠ラビ・シャンカールの娘。

 

「ジ・インナー・ライト」(ジェフ・リン&アヌーシュカ・シャンカール)

ビートルズ時代のジョージが、インド音楽を取り入れた1曲。リンが大健闘を見せる。

 

「マイ・スウィート・ロード」(ビリー・プレストン)

『オール・シングス・マスト・パス』から。ジョージの代表曲の一つだが、プレストンのバージョンが先にレコード化された。プレストンのソウルフルな歌と演奏が素晴らしい。

 

「オール・シングス・マスト・パス」(ポール・マッカートニー)

最初のソロアルバムのタイトル曲。丁寧に歌うポールの姿が印象的。「全ては過ぎ去っていく」という歌詞が心に響く。

 

「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」(エリック・クラプトン&ポール・マッカートニー)

『ザ・ビートルズ』(通称;ホワイト・アルバム)(68)から。ビートルズ時代のジョージの代表曲の一つ。クラプトンのリードギターに、ポールがピアノとハーモニーを加え、リンゴがドラムを叩くというのは、レコーディング時と同じだ。

 

「夢で逢いましょう」(ジョー・ブラウン)

スタンダードナンバー。

 何ともいえない温かさと楽しさに満ちた“ジョージとその仲間たちによるコンサート“を、ぜひ映画館の大きなスクリーンと優れた音響で体感してほしい。

(田中雄二)

 

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