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こちらとしては、彼の、『ジャック・リーチャー』シリーズでの硬派なキャラクターや、『バリー・シール/アメリカをはめた男』(17)でのお気楽で調子のいい駄目男ぶりも捨て難いと思うのだが、やはり彼の代表作は本シリーズということになるのだろうか。
とはいえ、ビング・レイムス演じるルーサーのセリフではないが、「何があっても、イーサンはイーサンだ!」と言われたら、もはや返す言葉はない。思う存分、好きにやってくださいという感じだ。
前作『~ローグ・ネイション』は、興行面で『ジュラシック・ワールド』(15)と一騎打ちを繰り広げたが、思えば今年の夏も、再びイーサン(本作)と恐竜(『ジュラシック・ワールド/炎の王国』)が戦うことになった。(田中雄二)