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ところで、ロビン・ウィリアムズが主演した前作は、父と子の絆や幼なじみ同士の恋を根底に描いていたが、今回は、ガンズ・アンド・ローゼズの「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」を流し、ジョン・ヒューズ監督の『ブレックファスト・クラブ』(85)を思わせるような、青春学園ドラマをサイドストーリーとするなど、1980年代を強く感じさせる。
4月20日公開のスティーブン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』と併せて考えると、アメリカでは80年代回顧ブームが起きつつあるのだろうかと思わされた。(田中雄二)